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子供の頃の感覚を振り返る

基本、余所のおうちに遊びに行くと

ものすごーーーい違和感がある

子供の頃の話だね

親子の会話

夫婦の会話

姉妹の会話

お菓子、食卓、ゆるんだ空気

全部うちとは違う

ここは、ファンタジーの世界か

と、心で思っていたが

自分の家が酒乱の住まう家などとは

到底言えない

ひた隠しにしながら、ひとときの安らぎめいたものを感じつつ

家では、またきっと、喧嘩騒乱で

母親が泣いている現実を思うと

おちおち、落ち着いてもいられない

誰にも言えない家の秘密

外部の人は口を揃えていうのだ

「いいお父さんだねー」

「きれいなお母さんだねえー」

うそ、うそ、うそ、うそだ

この嘘を守り抜く片棒を担いだ私は

子供であることを放棄しなければならなかった

そんな子供時代

とにかく、暗かった

まじで幽霊みたいな子だった

しかし、やることないから

勉強はした

そこそこ出来る子であった上、

父親の地域の権力みたいなものにも守られ

いじめも特になかった

ただひたすら、家庭のいざこざに

気持ちを取られていた

サザエさんとか、当時も放映されていたのだが

私には

現実にありえないものを見せられてる違和感

それよりも、完全に異世界ファンタジーに行ってしまいたい願望は強かった

よって、ドラマよりも、ファンタジーや
アニメにハマっていったのだろう

AC、毒親家庭育ちから

外の家をみると、こう見えることを

記録しておこう

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