見出し画像

-日本蜜蜂のハンドクリーム- 手荒れは編み物の敵。

最近、編み物にはまっています。

「メリヤス編み」「2本どり」とりあえず知ってる専門用語は2つだけ(笑

で、手荒れは編み物の敵。…ということで日本蜜蜂の蜜蝋でハンドクリームをつくりました。普段は手荒れなんて一切気にしないんですけどね(笑 傷だらけだし、汚れてるし、何でも素手で触るし、ハンドクリームどころではありません。

むしろ匂いに敏感な猪を相手にするのに、手の匂いなんて大敵なので絶対にハンドクリームなんて使うことはありません(でした)。

ところが編み物してると、「あー、傷跡にひっかかるわ。いい匂いがした方が楽しいわ。」ということで、以前つくった蜜蝋ハンドクリームがあと少ししか残ってなかったし、簡単に出来るので作っておきました。

基本的な材料は以下の通りです。「蜜蝋、植物油、精油」この3つだけ。

ーー(蜜蝋ハンドクリームの材料)ーーー

・日本蜜蜂の蜜蝋(40g) ・植物油/ホホバオイル(200ml)

・アロマオイル(ラベンダーでも何でも 10ml瓶を用意) 

ーー(蜜蝋ハンドクリームの道具)ーーー

・蜜蝋用に捨ててもいい鍋(2つ) ・爪楊枝(混ぜる棒)

・ハンドクリームを入れる容器(30ml程度/上の分量なら10個位)

・たこ焼き用のおたま(あれば便利)

ーーーーーーーーーーーーーー

植物油はオリーブオイルやココナッツオイルなど色々試してみましたが、ホホバオイルが一番良さそうです。色々試してみて下さい。香りはお好みで。

「蜜蝋づくり」は、また時期になれば詳しいつくり方を書こうと思いますが、こんな風に、蜜蜂の巣の残りを「煮込んで→漉して→上澄みだけとる」と蜜蝋になります。後は水を使って分離。手元にビールが写っていますが気にしないで下さい(笑

蜜蝋ハンドクリームづくりに戻ります。基本的には、「蜜蝋と植物油を一緒に溶かして、小さい容器に移して、香りをつければ完成」です。あら簡単。

まずは、湯煎して蜜蝋を溶かすので、蜜蝋のかたまりを細かくしておきます。どうせ溶けるので適当な大きさでいいです。(切ってる途中の蜜蝋って栗っぽいですね)

鍋1号にお湯を沸かして、鍋2号に刻んだ蜜蝋と植物油(ホホバオイル)を入れて湯煎で溶かします。蜜蝋の融点は65℃位なので割と簡単に溶けます。

しばらくすると、こんな風に金色の液体が出来るので、これでほぼ完成。

この液体をハンドクリームを保存しておく容器に小分けします。

ここでポイント①。「じゃー鍋に精油(アロマオイル)も入れときゃいいじゃないか」と思うわけですが、精油(アロマオイル)は高温で入れてしまうと香りが飛んでしまうので、小分け容器に移して、白くなりはじめる程度(上の写真程度)まで少し温度を下げて下さい。

この状態になったら、精油を入れます。写真の容器は30mlなので4滴程度。今回はラベンダーとオレンジ。「精油(アロマオイル)を数適入れたら爪楊枝などで混ぜて」、「冷める前に容器をトントン叩いて空気を抜きながら成形」。あとは冷めるのを待つだけです。

ここでポイント②。蜜蝋は冷めるとすぐに固まるので洗うのが面倒です(排水溝に流さないように!)。なので「捨ててもいい鍋(2個)」なのです。どうせ蜜蝋をとる時に使うので専用の鍋にしちゃいましょう。小分けする時には「たこ焼き用のおたま」があると便利です。100均とかに売ってます。

ちなみに、「ハンドクリーム10個とか、業者じゃねーんだからそんなに作らねえよ」「普通の家には日本蜜蜂の蜜蝋なんて転がってねえよ」というあなたは湯煎用の鍋を小瓶などの耐熱容器に変えて、以下のレシピでどうぞ。あら親切。基本的に「蜜蝋と植物油の割合を1:5」を目安にして「固めが好みなら蜜蝋を増やす」「やわらかめなら蜜蝋を減らす」といいです。

ーー(蜜蝋ハンドクリームの材料/最小ロット)ーーー

・日本蜜蜂の蜜蝋(2g) ・植物油/ホホバオイル(10ml)

・アロマオイル(数滴)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と、いうことで完成。「日本蜜蜂のハンドクリーム」

これで編み物も快適になりました(笑

でわでわ、また何かつくったらこちらに投稿します。


ーー(おまけ)ーーー

蜜蝋でキャンドルを作ると小さいですがいい雰囲気の灯りになります。

ちなみにハンドクリームは「猪の脂」でも作れるんですけど、しょっちゅう猪の解体して手は脂まみれになるので、なんだか作る気になりません(笑

一回試作してみたけど、やっぱり猪の脂じゃねーか(当然)となって人にあげちゃいました。やっぱりハンドクリームはニベアか蜜蝋がいいですね(笑

うちの蜜蜂はせっせと次の蜜を集めてるんだろうか。

明日は巣箱を覗きに行ってみます。