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紙の本、電子書籍の使い分け

紙の本しかなかった時代からデジタル化が急速に進んだ結果電子書籍が台頭し、その圧倒的利便性からかなりの市民権を得るようになってきた。

読書を趣味にしている自分にとっても関わりが深いものなので、紙の本と電子書籍を使い分けている今の読書スタイルを綴っておこうと思う。
紙と電子のメリット・デメリットについては別記事にまとめる。

今の自分の読書スタイルは手に取る機会が多い順でいうと

iPad mini
Kindle Paperwhite
紙の本
iPhone(SE2)

となる。書いてみて気付いたが、電子にどっぷりだと思っていた自分も画面の小さいiPhoneは紙の本よりも登場の機会は少ないということ。
というかiPad miniの使い勝手やサイズ感が自分にジャストフィットすぎてどうあっても常に1番手になってしまうようだ。

それでは具体的な使い分けについて。

●iPad mini
先にも書いたが、サイズ感が本当にジャスト。ボディバッグに入るサイズでありながら調べ物(画面に一度に表示できる情報量)、動画編集および視聴(大きすぎず小さすぎず)、書き物(Apple Pencil)でも利便性がずば抜けていてこれを手に取らない日がほぼない。
iPadのラインナップからminiが消えてしまうなら、最後の代をOSのアップデートから除外される日が来るまで使い続けそう。

ブルーライトを抑えるために寝る前はKindle Paperwhiteに切り替えていたが、NightShiftモードにすることで画面が暖色系になりブルーライトが軽減されるとのことで、Paperwhiteでは読み辛い画像が多めの本などは寝る前でもiPad miniで読んでしまう。

文にマーカーを引く際もiPadの方が断然動きがスムーズだ。本当に寝る前に避ける程度で、メイン中のメインと言っていいかもしれない。

●Kindle Paperwhite
次点がKindle Paperwhite。iPadが言わずもがなカラー表示であるのに対してこちらは白黒だ。バッテリーもよほどヘビーに読まない限り1回の充電で1週間は余裕で持つだろう。

iPadの項でも少し書いたが、まずは目に優しい。画面はフロントライト構造で、画面から顔に向けて光が出ているのではなく、画面を横から照らしている。寝る前の読書ではこちらを採用する機会も多い。

あとメリットと取るかは人それぞれだと思うが、良くも悪くも「読書以外ほぼできない」と言っていい。まぁそういう端末なのだが。

なのでビジネス書などを拾い読みするのには向かないが、小説のように1ページずつ順番に読んでいく本なら圧倒的にこっちに軍配が上がる。
実際、感覚としても小説はこちらの方が集中して読める。

バッテリー持ちが良い、目に優しい、さらに防水性能も最新機種はIPX8等級ということで、自分のように寝る前に読むという方以外にも、お風呂でゆっくり読む際にもこのデバイスは最適だ。

●紙の本
電子書籍が使いやすすぎるので、こちらをチョイスするタイミングは消去法なことが多い。ただ一つ断っておきたいのは、紙の本での読書も大好きだということ。電子はね…便利すぎた

紙の本の一番といってもいいメリットはその一覧性の良さだ。自分の場合はその目的で買ったことは無いが、今も電子に切り替えられない人の一つの理由としてこれは大きく関わっていると思う。

さて自分が紙で買う場合だが、まず「電子での発行がない場合」、紙で買わざるを得なくなる。正直これがあるから、まだ紙で買うタイミングがある→紙もいいなあ…というひとつの哀愁を感じられるのかもしれない。
最近それを実体験した(紙で買った)本が

自助論/S・スマイルズ

(今リンクを貼る段になってkindle版も出ていたことを知り、あべこべになるがそちらを貼る結果となるのだった…

あともう一冊
心をととのえるスヌーピー

いわゆる「名言集」ライクな使い方で、ランダムに開いたページにひらめきを得るという使い方もできそうな本だった。
この本に書いてあるか確認はまだできていないが、「配られたカードで勝負するしかないのさ」はスヌーピーの中でも大好きな言葉で、自分の身を引き締める時によく思い出す。

●iPhone(SE)
もう語り尽くした感があるけどiPhoneでの読書もごくたまにするので一応。

読書も含めた、よい習慣作りに使えるテクニックとしてif-thenプランニングというものがある。
「◯◯したら(◯◯な状況になったら)◯◯をする」、たとえば「帰ってきて玄関に入ったらスクワットを5回する」など。
これを自分の達成したいことや取り入れたい習慣に転換して、「iPhoneを開いたらKindleで1ページ読む」というのを習慣にしていたことがある(知ってる人は知っているDaiGoさん式の方法です
結局はiPadやKindleでの読書に落ち着いているので長くは続かなかったが、iPhoneでの読書も習慣になったら相当な量が読めそうだ。
ただ電波状況によって他デバイスで以前読んだページの同期に時間がかかることがあるので、「iPhoneを開くたび」というのが少しストレスになりそう。
しかしながらiPadを持っていなくて、信号待ちや電車に立って乗っている時などカジュアルに読みたい時にはオススメ。


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