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Gothicの世界 マリアの心臓

部屋の整理をしたら、マリアの心臓のリーフレットが出てきた。

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右:2008年春「少年愛の美學展 第二部」

左:2011年夏「八月のパラドックス」

おお、山本タカトさんの描いたマリスミゼルとは!額に入れた方がよかろうか。

せっかくなので、Gothicな景色をちょっと思い出してみる。

マリアの心臓と言えば、唯一無二の聖なる地下室であり、渋谷という超メジャーな土地にある、立ち寄れるGothicだったと思ひます。

渋谷のマリアの心臓は2011年に閉館し、その後移転先の銀座には一度だけ行きましたが、そちらも2018年末頃閉館。今は大原での最後の展示を延期中とか。来年無事に開催されますように。。可淡ドールの写真集も出版予定だとか。

今渋谷は、TOKYOカルチャー!を感じられる渋谷パルコが完成し、それはそれで面白くも、昔はあすこにあったんですなあ。

2000年代~2010年代半ばくらいまでは、「ゴシック」とか「ノスタルジア」「アングラ」といったサブカルチャーのアートやら色々観に行ったものであります。

その時期は、マリアの心臓の他にも浅草橋にパラボリカビス、銀座のヴァニラ画廊(まだある)、ゴールデン街のすみれの天窓、中野にも怪しいバーがあったし、京都には紅蝙蝠があったので、面白そうな展示を順繰りに巡っていたのでした。

ヴィレヴァンも、結構怪奇幻想オカルトサブカルとノスタルジーを感じるラインナップだったと記憶しています。いつからか、なんとはなしに「美大っぽさ」とか地下アイドルを感じてからは行かなくなったな。自分がターゲット層から外れたのかな。よくわからなくなった。

思いついたままにノスタルジックスポットを調べたところ、新宿のLE TEMP、銀座の十戒、神保町のひぐらし、渋谷の名曲喫茶ライオン、阿佐ヶ谷のザムザ辺りは、まだ健在のようで。飲食店は予約制で営業中とのことで、何よりです。行きたいなあ~十戒。

恋月姫さんのアトリエも、高円寺の方に新しくできたようです。コロナ禍が終わったら、足を運べる機会があると嬉しい。

久しぶりに、ALI PROJECTや黒百合姉妹のライブも観に行きたいし。

新コロのために、めっきり美術館にも行かなくなりましたが、とびきり麗しく美しいものとか、慄然とするほどの怪しく美しいものとか、肌に感じて、目ぇ覚ましたい。

前回もそんなことを書いた気もする。

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