蒼葉被告
夕飯を待ち構えている中、エレベーターが開き叫び声が響き渡る。
?「俺の小説が盗まれた!」
?「ぶっ殺す!」
どうやらフレッシュな住人が来たようだが、気力、いや棋力が気にかかる。
その後に個別病室に移されて、看護師に注射され大人しく眠ったようで、再び平穏が訪れ、毘沙門天に心の中で話しかけ棋力を訪ねてみた。
毘「プロ三段って所ね。食うに困らないライン、ここで止まる人も多いわ!」
生活が安心して向上が止まるって事か、、、
次の朝待合室に?が座り天井を見つめている。
ヒカレ「よ、昨日来たばかりで悪いが打つぞ!」
?「しゃぶは犯罪だから、にんにく注射で」
話が通用しないようで、ヒカレは毘沙門天に「変われ」と合図を送った。
?「ん、この人の体も扱いにくいわ、名前は蒼葉で放火で被告人って所、裁判に向けての精神鑑定でここにやって来たようだわ。」
ここからは普通の会話で良いな、
ヒカレ「これから死刑へ向かうのか?」
青葉「放火への行動は自らの意志のよう、統合失調症による減刑についてより、心の中に不満なども溜まっているわ、ちょっとトイレでしこって来るわ、その間に碁盤用意しておいて」
ヒカレ「意識もはっきりしないみたいだから、セレネースとアキネトンの混合注射打ってもらえ。」
蒼葉「うん、少し待ってね。」
その後廊下で「小説ぱくった奴出て来い」と叫び声が聞こえた後に、男性看護師に取り押さえられ、何か注射を打たれたようだ。
毘沙門天も上手くやったな。
碁盤を見つめながら展開を予想する。
こいつも必ず殺る奴だ。
青葉「ふぅ、お待たせ、中々、気持ち良い感じ♪」
私が白ね!さっき出した色ね!
ヒカレ「また、変な下ネタ覚えたな、溜まってたら碁盤の色だろ?」
ヒカレ「負けました。」
蒼葉「てめーは弱い!!」
あ、元に戻ったな、うざい奴だな。
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