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高校卒業程度認定試験ってなに?旧大学入学資格検定(通称:大検)

はじめにどのようなものか概要だけ説明しておきます。

高校卒業程度認定試験の概要

年に2回実施されます。

受験資格は、16歳になる年度つまり高校1年生になる年から受験することができます。大検ではできなかったようですが全日制高等学校等の在籍者にも
受験資格があります。

合格に必要な科目数は、受験者の選択により8~10科目です。
18歳未満で合格した場合は、満18歳の誕生日から合格者となり、大学過程の教育機関に受験することができます。

合格科目は、学校長の判断により卒業単位として単位認定してもらうことも可能なようなので単位が足りない人の救済措置にもなる可能性があります。

詳しくは公式ページ概要をご確認ください。

高校卒業程度認定試験での失敗と難しかったこと

・予備校に行ったこと
・勉強時間の確保

予備校に行ったのは失敗とまでは言いませんが、「もったいなかった」と感じました。
通信制で1〜2週間に一度講師に質問できる時間を設けてもらえるのですが、
・教材
・バックアップ
などもろもろで35万円ほど払いました。

ただ、当時は大検→高校卒業程度認定試験に変わる年だったため過去問もなく、自身で勉強するのは困難だった状況もあり仕方なかったですが、今なら過去問もあるので自分ので勉強するので問題ないと思います。

勉強時間の確保が難しかったです。
というのもこの時期が父親の失踪と重なった時期で、勉強よりもお金を稼ぐことに必死だったためです。

幸いなことに私学の中学に通っていたこともあり高校卒業程度認定試験で出る範囲の6割ぐらいは中学3年時点で学習していました。(化学、生物、物理など)

余談ですが、効率高校では生物・化学・物理と分野が分かれていないこと妻との会話で最近知りました。
有名な元素記号の表は中学1年で習うものだと勘違いしておりました…。

高校を通うとの高校卒業程度認定試験どちらがいいの?

僕の考えから言ってしまえば、「高校」に通う方がいいです。

ただ、家庭の事情や個人の状況(病気や通いたくない理由がある)によっては通えない人もいると思います。
そんな場合の救済措置だと思ってください。

1年遅れてでも高校に通うことを強くオススメします

人生でこれだけは後悔していると言っていい判断ミスでした。
高校は大学を通うための布石ではなく、部活や好きなものを探るための重要な期間だと思うからです。

中学生の頃とは違い行動範囲が広がり、さまざまなバックグラウンドを持った同学年の人たちと触れ合うことができます。

特に「同学年の人たちと触れ合うこと」が特に重要だと思います。
僕は15歳からアルバイトで目上の方としか付き合ってこなかったため同年代とコミュニケーションを上手くとれない時期がありました。
(もちろんそれだけが理由ではないと思いますが…)

まとめ:これから高校生を迎える人へ

僕は高校卒業資格は持っていますが、高校には行っていません。
あの時、1年遅れてでも高校に行った方がよかったと思います。

高校は行っても無駄という人もいますが、厳しいことを言うと「高校時代無駄な時間の過ごし方」をしたからだと思います。

高校は人生のターニングポイントになる可能性が高い大事な時期です。
部活動に打ち込めるのも、将来を考えず遊べるのも高校生までです。

自分が夢中になれるものはなにか?どんなことをしたいのか?同年代の友人との行動や話の中でたくさんの刺激を受けて次の進路を決定する材料にしてください。

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