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夏の終わり、オバが思ふ


生物学的に「中年」という年代に突入し、自分より年下の女の子たちをとてつもなく愛おしく感じるようになった。


仕事や恋愛に一生懸命な彼女たちが瞳をキラキラさせコロコロ笑う姿は、小さいころ夢中で集めたビー玉のように輝いていていつまでも眺めていたくなる。


お年頃の彼女たちは何かと情緒不安定になりがちで、うまくいかない現実に悩み、まだ見ぬ未来に思いを馳せる。


人生は暗闇の中を爆速で走るスペースマウンテンのように予期せぬ出来事の連続だ。


縁結び神社に行っても結ばれない縁はあるし、縁切り神社に行っても切れない腐れ縁も存在する。


そんな矛盾や思い通りにいかないことで溢れているのが人生の常なのだ。


あゝ無情、アンルイスである。


しかし、人生は一度しかないからこそ「楽しい」ということに中年になってようやく気付けたのだからオバになっていくことも悪くないなと思うし、小さな世界で窮屈に生きるだけでなく広い視野を持ち大きな世界で自分らしく生きるのも粋だなと思う今日この頃。


幸せの基準は人それぞれであり、自分の幸せは自分が決めて良いのだ。

いや、むしろ自分で決めなければ自分の人生ではないので「今すぐ自分軸で生きろ!」なのである。


そんなことをふと思った夏の終わり。

現場からは以上です。

私は教育者、またポートレートモデルの視点から、忖度ない素直な思いを自身の言葉で綴っております。思いを言語化し誰かに伝えていくことは、私にとって人を愛すること同様、とても尊く大切なことなのです。皆様からサポートして頂いたお気持ちは表現活動費とし大切に使わせて頂きます。