見出し画像

花を手向ける

Instagramでも投稿させてもらったのだけれど、私が小学生の時からずっと一緒にいたアヴリルちゃんが、昨日天国に行きました。

私は広島市内にいてその知らせを聞いた時あたまがクラクラして心臓がバクバクして倒れてしまいそうでした。

アヴちゃんが亡くなる前日に家族から『もうアヴちゃんダメかもよ』というLINEが入っていたから分かっていたはずなのに、分かっている事と受け入れることは全然重みが違った。

市電で広島駅に向かう間も涙が止まらなくてマスクをして1人でメソメソと泣いていた。公共の場で泣くのはやめようと思って、明るい音楽を聴いたのに涙は止まらなかった。

その曲の歌詞の中の『ありがとう』という言葉や、『愛』とか『笑顔』とかどんな言葉を聞いてもアヴちゃんが思い浮かんできた。

アヴちゃんは私の事を1番分かっていたのかもしれないなと思う。

アヴちゃんは言葉は喋らないけれど、私の話をよく聞いてくれた。いつもウトウトしていて聞いてくれてるのかよく分からなかったけど、私の気持ちが沈んでる時はなんだかいつも分かってくれた。

お母さんのことが大好きでいっつもついて回っていて、寝るときもお母さんと一緒なのに私が熱が出てしんどい時は気づいたら私の布団で寝ていたりした。

アヴちゃんは言葉は喋れないけど私たちの言葉がちゃんと分かっている子だった。

のんびりとした性格で『アヴちゃ〜ん!』と呼んでみてもこっちをチラッと見るけどそのまま寝てたり。

でも、大の食いしん坊だからお菓子とか食べ物の袋のガサガサいう音だけで目をパッチリ開けてこっちを見ていたり。

もう実家に帰ってもアヴちゃんはいないんだなと思うとなんだか心にポッカリ穴があいたみたい。

ありがたいことにぼーっとする時間が今はないから寂しさに飲み込まれたりはしていないけど、ふとした時に悲しくなっちゃうんだろうな。

赤色がよく似合うアヴちゃん。
アヴちゃんによく似合う色の赤いお花を買ってくるね。
写真立ても買ってくるね。

本当に長い間お世話になりました。
ありがとう。愛してるよ!いつでも会いにきてよ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?