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入社からもうすぐ1年経つ今、思うこと extra

今回は思ったことをざっくばらんに書いていくnoteです。あまりまとまりがないですが、率直な気持ちをそのまま綴っていければと思います。

前に、「入社からもうすぐ1年経つ今、思うこと」という記事を書いたのですが、そこでは触れなかった内容です。なので、extraとしました。

自分は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)を修了しました。この研究科は、システムズエンジニアリング、すなわち複雑かつ大規模なシステムの実現を成功裏に導く学問が専門です。

システムとは、人が何らかの目的をもって動かしているものならなんでも対象になるので、自分が興味のある宇宙事業もシステムだし、政治や経済もシステムとして捉えられます。

就職活動をしているときにも考えていましたが、仕事をするうえでこの専門分野を生かすということが重要な目標でした。

システムを俯瞰的に捉え、全体最適の観点でプロジェクトを回していく仕事は、基本的にそのシステム、環境をよく知る人、すなわちある程度経験を積んだ人が担うものです。経験のない若い人には難しい仕事というのが常識だと思います。

しかしそれでは、システムズエンジニアリングを体現できる若い世代はいつまで経っても育たず、一番若いラインが30代後半〜40代とかになってしまうのだと思っています。だからこそ、先にシステムをどう構築するかということを学んで、各分野の具体的な経験は後から積む、後から勉強するというルートを切り拓きたいと考えていました。

自分がSDM、そして今の会社を選んだのはこのような背景があります。実際、会社でも1年目から新規事業プログラムの設計を担当する仕事をやらせていただけました。

しかし、やはり事業開発の経験を積むべきという理由で別の部に移ることになりました。事業開発経験のない人が設計だけしていても、机上の空論になりかねない、雑に言えばクソコンサルになってしまうと指摘を受けました。

事業開発の経験を積んでからだと、結局自分の描いていたルートではないし、時間がかかるなと思います。でも、経験を積んでからでないと難しいなということは、1年目を通して若干悔しいながらも理解しました。

今思うこととしては、若い世代からシステムズエンジニアリングを体現するためには、若いうちに経験を積んでおくしかないということです。高校生で起業するということも最近は話として聞きますが、手段の1つとしてありなんだと思います。

最低限の生活が保証されているうちに起業経験を積めるのは大きいです。自分はそうではなくなってしまいましたが、会社で経験できるスピードで間に合わないと感じるなら、外で起業してみて事業開発の経験を積むべきなのではと感じています。

以上が、SDMを修了し、新規事業=事業立ち上げを専門の一つとする会社で1年働いてみて思ったことです。

もちろん、成長スピードは人によって変わるので変に焦るのは違いますが、今からでも起業するぞ、ぐらいの気構えを持っていないとだめだなと思います。だからまずは、社内の新規事業プログラムにでも応募してみようかと考えています。

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