見出し画像

【インタビュー】文科系と理科系が出会うとき、日本の宇宙開発の未来が開く!

2002年に「学生が考えるこれからの宇宙開発」をコンセプトとして設立された学生団体である「宇宙開発フォーラム実行委員会(SDF)」にて、2017年に僕は代表を務めました。

代表を務めていた期間に、株式会社ハシゴ様にインタビューしていただきました。そのときの記事が閲覧できなくなってしまったので、ここで載せることにします(自分で自分のインタビュー記事を載せるのは不思議ですね)。

なるべく元の記事の雰囲気を再現してみました(本文は原文ママです)。ー2017年12月2日掲載

「土星の衛星にどうして地球と似た星があるんだろう。」

画像1

土星の衛星タイタン
(https://www.nasa.gov/)

小さい頃から宇宙に興味があり、中学時代に土星の衛星「タイタン」の写真を見たことで、将来宇宙に関わる仕事がしたいと思うようになった。

現在(2017年時点)は首都大学東京に通いながら、宇宙開発フォーラム実行委員会の代表を務める。

宇宙は理系分野だと思っている人へ

「宇宙開発を理系分野だと考えている人に、文系分野を含めた学際的な視点を持って欲しいと思い、フォーラムをはじめとする活動に取り組んでいます」

「宇宙開発フォーラム」という取組み

彼らが主催する「宇宙開発フォーラム」は、2003年から毎年開催され、2017年9月に15回目を迎えた学生向けのシンポジウムだ。



「宇宙開発フォーラム2017」では宇宙開発の現状を俯瞰するものから、宇宙ベンチャーの立ち上げや宇宙活動法などのホットな話題にまで幅広いプログラムを実施した。参加者が新しい視点を獲得し、宇宙開発に関わる契機を提供することを目的としている。

画像2

宇宙開発フォーラム2017の様子

やりたいことをやれる環境

フォーラムは、プログラムをはじめ、その作成にメンバーの希望が取り入れられている。



学生団体はメンバーのやる気と熱意がなければ動かない。皆のモチベーションを保つためには、「それぞれがやりたいことを実現できる環境を作ることが大切」という考えに基づいた、永利さんの心遣いを見て取ることができるエピソードだ。

画像3

撮影:株式会社ハシゴ様

なぜ宇宙開発なのか

人はなぜ宇宙に行くのか。



宇宙開発に大金を使うなんて無駄ではー。




そんなイメージに対し「宇宙開発は人々の生活を豊かにできるもの」だと指摘する。スマホのGPS機能も飛行機の機内Wi-Fiも、人工衛星があるからこそ実現できたサービス。「第4次産業革命といわれる時代において、宇宙開発が産業やビジネスに与える影響は計り知れません」

おわりに

永利さんが団体に加入したのは大学2年生になる直前。他のメンバーよりも経験が浅い中で代表に就任して当初は不安もあったが、運営がスムーズにいくよう「自分の中でのビジョンをしっかり定めて」日々の活動に励んでいる。



代表を務めて11ヶ月。「今でも、今日のミーティングは大丈夫かなと心配になったりします」とはにかんだ笑顔をみせる。

当時を振り返って(追記)

今回、noteに載せることを思い立ってから改めて見返してみましたが、こういったタイプの記事にしていただいたのは初めてだったので恥ずかしかったのを思い出しました。

それと同時に、引き継いだ団体の代表としてだけでなく、個人としても取材してもらえるぐらいの人になりたいと感じたことも思い出しました。取材を目標にするわけではないですが、そうなれるよう頑張っていきたいと思います。



サポートいただけたら大変嬉しいです。いただいたサポートは、宇宙事業の活動推進にあてさせていただきます!