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阿部さんへ note読んで考えたこと、お礼

阿部 智恵様

お世話様でございます。
いつもPassionあるポスト等 拝見させていただいております。そのような意図は無いにせよ、この度は 私ごときの 意見を取り上げていただき、お話いただきまして、そうして気づきがありました。ありがとうございます。

改めまして、Hikaruと申します。
応答は当然不要であろうと 思ったのですが、後ほど書きます 単に私の必要から、先のnote読みまして 感想と お礼を 手紙()で認めようかと 考えた次第です。

予め。。。

一応、お手紙()であっても、不特定多数の方が閲覧できるnoteであるし、最後の方で書きます 私の必要から、何のこっちゃ事情を知らない人も 話の内容を理解できるように(私はその必要があると考えましたし)、経緯というか前提というか、書かせてください。

いや 手紙にするなら 似たようなものでDMにすれば良くね、という意見もあるでしょうが、何でこうしたかは 最後まで読めば 分かるんじゃないでしょうか(たぶん)。

コトの経緯

阿部さんが 投稿しましたYouTube動画について 感想(というか意見)をリプライで 私書きました。

阿部さんのポスト コレが始まり

動画視た私のポスト

これを受けて 阿部 智恵さんのnote

て ワケで今に繋がるんですが。。。

阿部さんに書いてるから 外野の人は 私に反対意見するとか 不明点訊いてくるとか してこないでください。私の主張を あまねく受け入れてほしいとか これが正しいんだとか そういう話を 私はしたいんじゃない。
また 営業マンしてる割には 言葉遣いが社会人としてどうなの的な指摘もやめてほしいです。
だって コレ仕事上の付き合いの文章じゃなくて、あくまで お手紙なんだから()

私 阿部さんと お話したかっただけなの!!
今んとこ日本全土にお気持ち表明する気ない!!
知らん人と この件で話す気なければ ケンカする気も 無い!!

そこんとこ よろしくね。

て 書きながら 結局私の必要があって書くことにしたので、今 覚悟を決めたところ。。

ここから先は阿部さんへのお手紙に戻ります。

始めに 動画視て 適当に思い込んで 意見しました すみません。

先にお詫びです。
性同一性障害の「障害」について 阿部さんが どのように理解しているか、キチンと確認せず 意見してしまい すみませんでした。
お顔と、実名まで(実名なのかな)出されているのに、私なんぞ 書き物して 黒いネコちゃんの着ぐるみを被って それを良いことに テキトーなこと述べたり 最近は「ハゲをポジティヴに」等と ふざけ倒している。。
重ねてお詫び申し上げます。すみませんでした。

そもそもの 性同一性「障害」で言う「障害」の理解は 阿部さんと 概ね一緒かなと思うところです。

違ったらすみません。
身体や精神に障害があるのではなくて、社会生活上、例えば 私の場合で言うと 男性として 社会的に受け止めて貰えないことで 不都合(生きづらさ)があったり、就労 婚姻、子育て、相続等 人生イベントの各所で “障害となりえるもの”がある という考え方です。

この”障害となりえるもの” は人生イベントに限った話でもなくて、賃貸を借りるだか医療機関にかかるだか、はたまたトイレに入る、些細なことでも、私の場合で言えば 自己紹介で名前を述べる だけでも 支障がありました。

例え話 的な。
改名前 私は 「愛里(あいり)」という名前でした。壁紙の通り 現在はオッサンの風貌をしているのに…笑
別に 身体的女性の訳で、名前も女性的で 本人の身体•精神は いたってマトモ(私の人間性がマトモかはともかく)ですから、ここまでの字面を並べる限り 問題は無さそうなんですが
この状況というか。社会との関わりの中で 障害物となるものがある ということですね。
あの風貌で「あいり です。」と名刺を渡したら 取引先は どう思うでしょう。そして私は自信持って名刺を渡せるんでしょうか。仕事は そつなくできていたんでしょうか。てかそもそも 営業マンの仕事に就けていたのか?

社会との 関わりにおいて支障、 障害物があるような感じ。その意味で「障害」であると理解しています。

疾病や障害の区分は 私 アホ過ぎて よく分からないのですが、この通り 障害者手帳を与えられていませんので、等級というか程度にも よるんでしょうが、「障害者」と聞いて 第一に想像するような身体障害者や 知的障害者とは ちょっと違うんだろうな、ということくらいは 何となく理解できます。

そのように性同一性「障害」を理解していますし、要らない言い訳ですが、私が17歳のときに性同一性障害の診断書を取得しに クリニックへ通いながら この「障害」とは何を意味するか 素朴に気になったもので、ソースが 現在どっかいっちゃったようで見つからないのですが、当時ネットで読んだ性同一性障害の「障害」を解説した 記事だか忘れましたものにも、阿部さんがおっしゃられました 趣旨の解説が書いてあり、私も 当時 そうなのかーと理解したのでした。

詫びときながら始まる あさましき言い訳

私は 阿部さんとお話しする上で 先に引き続き、ひとまず すれ違いについて 修正したいんですが、一見して 弁解だか言い訳だかにしなりませんので またこれもすみません。

動画タイトル

「病気」という表現から、阿部さんは 障害者手帳が与えられる区分や程度の、精神障害と捉えていらっしゃるのかな?と思いまして、それは違くないですか と思い、その意味で、障害とは思っていないですと リプライいたしました。

そんな無茶な
これもミスリードを招く表現

ということで言い訳をすると 先のリプライで用いた「障害」を 阿部さんの理解(を間違って私は理解しているが)に合わせて 対話上 別の障害として見た場合で(これ伝わるんでしょうか)全文書いてしまいました。

すみません(これしか言えん)。

「病気」の意味

辞書で引けば この通りの意味になり、この意味を採用するなら 性同一性障害が病気かと問われて、私は違いますと答えます。

性同一性障害それ自体で、私の場合 取り急ぎ本日のところは 発熱もなくお腹も痛くもないからです。
先ほどの話で 改名前に自己紹介する場面では、私は文字通り 周囲がびっくりするくらい赤面して、脚が震えました。
でもこれは性同一性障害であるから、ではなく、私は医者ではないので 述べるべきではありませんが 対人恐怖症とみなすべきでしょう。

上記の語義通りで考えると 性同一性障害は 病気とは言えないと考えるところです。

阿部さんの立場も含めて考える

ただ最近の「性別不合」の名付け親の 精神科「病名」検討連絡会もそうですが、病名(?)として名称を付していることでしょう。
また阿部さんは 取り急ぎ現在 アイドル革命家YouTuberをされていますので、動画タイトルは キャッチーで目を引くものでなれば いけません、というか 伝えたい、視聴してほしい、何よりも意見欲しい辺りを優先順位高く設定されていますので、目的を成すにあたっては 戦略上 この表現が 正しくなることでしょう。
この通り 私が お手紙()書くに至っている訳で、成功ですね(わからんけど)。

という感じで 私の勘違いも大概にしろよな というところです。すみません。

でも。

この発言での「障害」は 一般に言われる「障害者」で言う精神「障害」の意味で捉えるのであれば、障害扱いはされたくないという意図で行った発言となります。理解してもらうには無理がありますが。。

まこと まことに おっしゃる通りです

「障害」の捉え方は 阿部さんと概ね一致しています、と重ねて 申し上げます。

障害と呼ぶようになった「戦略的動機」について

「なぜこれらを障害/疾患と呼ぶようになったのか」の問いに踏みいれるなら、そこには社会的に問題を抱えやすい特定形質の持ち主への公的サポートを提供するという戦略的動機があったはずです。

阿部さんのnote

間違いありません。
私達は この通り 「障害」を乗り越えるために 通常は行わない治療をして、それによる副作用等 享受し、また 金銭や時間をかけ、そのような治療を 受けている間にも、心無いことを言われたり そもそも抱えている精神的苦痛を受けたり等、現状は 生きる限り これら「障害」を完全に解消することができない状況です。

これら「障害」の寛解のために、おっしゃる通り「公的サポート」として 「治療」題して、例えば私であれば 声変わりしてしまうホルモン治療を行うことが認められ、混合診療でない限りは 胸オペ等に保険適用を認めているものと 私も考えています。

だいぶ語弊ありますが、私 現状肯定派です

当時「性同一性障害」とされていた病名は「性別違和」になり、そして「性別不合」へ名称を改めつつあります。

私の主張は 現状肯定+a をベースとしていまして、概ね 現在までの進展を肯定して プラス もっとより良くなっていかないかと、意見を展開するような主張です。

文章の書き方には問題があろう

「個別で見た場合に治療が必要であれば その治療について保険適用させるのが良いと考えます。」
の意図ですが、コレ私が提案する話ではなくて、現状そのようになっているし 現状をベースにより良くなってほしい、という主張となります。

コレも別に 私の意見というより、そのような流れに現在至っていることを 重ねて述べたものになります。

「一見不条理」と述べられていますが、これこそ不条理そのものであると私には感ぜられます。

「障害」でも「疾患」でもないただの「状態」あるいは「欲求」でしかないものに医療行為を施す、そのときに公的保険制度が適用されることが本当にあり得るでしょうか。ちょいと楽観が過ぎませんでしょうか。

阿部さんのnote

手術について保険適用が認められた2018年より前に 私ホルモン治療を開始してしまったため、私は この制度の適用対象外であるどころか、上記の施策の存在すら知らずに つい最近まで過ごしてきたのですが、この通り 性同一性障害の名称が 2013年辺りに「性別違和」へ改められてもなお、2018年に保険適用等 当事者全体で見れば プラスとなる 状況が進んでいると見受けられますので 私は現状を肯定したいという考えです。

治療にあたって手始めに行われる 「精神科領域の治療」として、性同一性障害と診断されていなくとも、カウンセリング等に 保険適用が認められており、そこで診断の必要があれば 「身体的治療」のために性同一性障害の診断書を取得、FtMで言えば 胸オペ等に保険適用が認められることとなります。

ホルモン治療が保険適用されないことで 施策の適用範囲が狭まってしまっている現状では 、保険適用の範囲で治療を受けようとすると、治療について 順序の指定があるようなもので、結果 自由選択が認められているとも言い難い状況ではあります。

http://www.muraguchikiyo-wclinic.or.jp/vol64mini.pdf

適当に拾ってきたソース

それでも、脱病理化と言われながらも 実際に行われてきたことは 全体で見れば「一見不条理」ながら その通り進歩しているのではと考えるところです。
この辺り知識が ビミョーで自信はありませんが、このような理解を私は しています。

「性同一性障害は 障害のままでいい」が意図する、脱病理化が進むことへ危機感

ここまで一応述べたんですが、阿部さん から すれば 問題はそこじゃない的なことを おっしゃられるような気がしまして、ここまで5,000字弱書いたんですが 全て本題のための下準備として私も書きました。

現状はともあれ 脱病理化が進む以上、これ以上の進展を望めるのか、はたまた 途中で保険適用等止めてしまうのではないかと持続可能性の問題すらあります。

原因があって結果があるもので、私のように「現状」だけ切り取って述べることは、阿部さんからすれば 将来について「楽観が過ぎ」るでしょうし、「障害」という言葉の意味はともあれ、取っ払ってしまった時点で危機感持てよ とおっしゃっているのかなと「障害のままでいい」という趣旨の主張から考えたものです。

つまり 将来について どのように考えるか、今後を 好転的に捉えるか 暗転的に捉えるかで、現在何を主張し何を成すべきか 人によって変わってくることでしょう。
「暗転的」の語は印象が良くありませんので「性別不合」へ名称を改めるにあたって、阿部さんのように 重く受け止めるか、私のように「まぁよいか」程度に流すか、そのような違いが出てくることでしょう。

私は 先述の通り 重く受け止めていませんし、この名称の意図を考えると「それなら良いか」と個人的には考えました。「性別不合」の言葉には馴染みがないし「不」が打ち消しの意味を持つ語である以上、特に良いイメージも持てないのですが、病名である以上 そりゃ ポジティヴな名称にするわけにもいきませんので、もう「性別不合」でも良いよという感じです。

私達 各々の「戦略」から名称を考える

こんなようなことをポストしましたけれど
「性別不合」で良いかと考えた背景には、私なりの「戦略」もあってのことです。。。不誠実な。。。

note以外から拾ってくるのは いかがなものか

結局 名称の真意はどうでもよくて、印象。
偏見だろうが何だろうが、それすらも活用して 私達(厳密には一緒にするべきではないのでしょうが)は 現状を変えていかなければいけません。

「障害のままでいい」と言う阿部さんには阿部さんの意図があり、私には私の意図がありますが、私が 阿部さんにどう思ったとか 反対に私の意図とか、述べずとも 大体分かるようなこともありまして、また一応これは お手紙()ですが 不特定多数の方が読む上で これ以上ペラペラ述べても 現在は顰蹙を買いそうですから 止めにしましょう。。

本題から逸れますが

本題から逸れますが、治療に一切踏み込まないのであれば 別概念を立ててみてはどうか、という意見は チラチラ見受けられますね。

反対の性別へ向かおうとする持続的な確信があったとしても、身体的性別違和の程度や その他 治療に身体的治療に踏み切れない場合があり、それでも診断書取得をする方は一定数いるのではというのが私の考えです。

治療を受けなくとも、属する社会集団の中(学校や職場)で受け入れてもらう為に 診断書を取得するというものです。
トランス概念として作っただけでは「私はトランスジェンダーです。」と自称に留まるため、何かお墨付きがなければ意味がないことでしょう。
この手助けをするのは依然として医師になります。

じゃあその層に向けた別の病名で診断書を作れという話になりそうですが、医師にしてみれば そのようにするメリットを感じないことでしょう。
何故ならリプライしました通り、治療とは 促すものではなくて、最小限に留めるべきものであって、医療ケアを受けないにせよ 診断書発行が、当事者が人生を渡り歩く切符として機能することもあるのですから、そのようにして 本人が社会集団に受け入れられ、自己と折り合いをつけられるのであれば それこそ大きな治療成果となるからです。

また当事者側からも、全体で見ればメリットがありません(ここから先 求められてもいない妄想を綴るだけなのですが)。
医療ケアを受けるか否かで診断書を別個作成するとなると、後から医療ケアを受けたくなった場合に性同一性障害にて診断書を取得し直さなければならず、金銭的•時間的費用が増大します。
診断書取得にあたっては ほとんどの場合医療ケアや公的サポートを得る為に行われるものですが、どの程度受けるかは 患者本人の選択の幅を持たせるのが 当事者全体で見た場合に利益があり、このままで良いかなと 私は思いました。

お礼 私達が議論する必要性について

ここまで特定個人の方に対して随分失礼な物言いもあり大変申し訳なく思うのですが( 中略 )正直な意見として申し上げました。

阿部さんのnote

阿部さんは 実際 特定個人を攻撃したいのではなくて、他のnoteや動画から察するに、阿部さん自身 将来何か成そうとするときに、前提として どのような考えを持つべきか 他者の意見•反論を以て確認し、また 異なる考えに触れながら、自己研鑽したいと思われて、投稿を行ったと 私は捉えています。
そのような意図から意見したもので、たまたま私がターゲットになったような感じにはなっていますが、そうではないことでしょう。
この通り  私は 楽観的な人間です。

また、こうした論点はなにもHikaruさんに対してのみでなく、現在日本においてLGBT運動を推進する主流派のあり方に対しても疑問を投げかけるものになっているかと思います。
そういった意味でもこのような形で公開させていただくことにご理解いただければと思います。

まだまだ当事者的な議論の足りていない分野だと思いますので、引用させていただいたHikaruさんはもちろん、それ以外の方からもぜひご意見お待ちしております。

阿部さんのnote

「当事者的な議論が足りていない」と私も考えるところで、ぶっちゃけ まともに考える人なんて殆どいないと 阿部さんは思いませんか。
私は思います。

特に 結局「私達は どこへ向かうべきか」という議論は ちっともされていない、どころか 身を呈して 主体として実行されている方が僅少に思います。外縁的な取り組みをされている方が多く、本質的、ソース自分の 体現型で取り組みをされている方は、見たところ 阿部さんくらいかな と思うところです。

私も 将来こんな世界になったら良いなと思って、Xでポスト含め ソース自分で 色々なことトライしてみているんですが、ここまで述べておいて 議論することから逃げていた節があります。それを認めざるを得ません。

そのようなことに気づかされまして、至極自分のことを みっともないと思った次第です。
ですから 阿部さんに感謝申し上げます。
私に向けたものでは無いのであれ、応答を求めたものでも無いのであれ、気づきをいただました。
ありがとうございます。

私も 阿部さんへ お手紙(もう巻物だよ)を認めつつ、他に意見を持つ方にもお読みいただきたく、議論を促進することに協力したく、誰でも読めるように公開いたします。

「同志」という表現、ありがとうございます。
第三者から見れば根本から 対立しそうな思想を私達は持っていますが、私としては 阿部さんには誰に何を言われても そのスタンスを貫いてほしいです。

どうぞ 引き続きよろしくお願い致します。

追伸 : 
阿部さんは「さらけ出し」を ネタにされている部分がありますが、私 少し気になることがあります。
阿部さんが どんな過程を経て 現思想に至ったのか、また 苦痛のもと となる出来事は何か、視覚的には分からない部分に 当初から興味があります。

阿部さんのフォロワーから見ればニーズは無いし、プライバシーのことであるから、お話しされることは 利害関係者を傷つけることにもなります。逆手に取られて攻撃されることもあるかもしれません。ですから 述べるべきでは ないことでしょう。

きっとカッコいい生き様だろうと考えているところです。

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