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英語シナリオを書き終えて 2

4月30日、新たな英語シナリオ81ページを書き終えて無事に提出いたしました。

前回書き終えたのが3月10日ですので、約1ヶ月半で書いたことになります。なかなか頑張りました。

今回もまた執筆の振り返りをしたいと思います。

ちなみにこちらが前回の反省文


着想

前回の反省を生かし、わかりやすいことに注視しました。

西部開拓時代、漂流してきた侍が農民と一緒に無法者と戦う。

シンプルにしたおかげで、話もキャラクターも浮かびやすく書きやすかったです。あと、日本人でしか書けない題材でもあり、個性が出て良かったです。

良かった点 キャラクター

前回は、主役級が二人と少なすぎました。途中で追加する羽目になり、それでようやく終わらせることができました。

その反省を生かし、今回は主役級を7人に増やし、悪役も数人増やしました。そのおかげでかなり書きやすく、ページを増やすことができました。

良かった点 期間

前回は、一日で起きる出来事に絞ったがためにシーンの追加がかなり難しかったです。

そこで、今回は特に期間を定めず(1週間程度)作りはじめたおかげで、夜や朝など、いろいろシーンが追加できました。格段に作りやすくなりました。

良かった点 事前準備

本格的な執筆の前に何段階かの準備をするのですが、そのいずれもで量を書いたのが良かったです。

シノプシス(あらすじ)は1ページ半、シークエンスリストは、9ページ、ビートシートは20ページとセリフなしの段階で多くのアクションシーンを作れたのが執筆の書きやすさにつながりました。

ここで量が書けたのも、キャラクターの数を増やし、期間を設けなかったおかげです。そのため、いろんなアイデアが書き切れたと思います。

反省点 理由

前回よりはマシになったと思いますが、今回も理由の部分が薄かったと思います。特に人が増えたためにここの理由をちゃんと詳しく描くべきでした。

ハンターハンターの解説動画を見ていて、前半のハンター試験では、それぞれの志望動機が語られていると解説されていました。確かに、最初にきちんと理由を描いていると後半のエピソードに真実味が帯びやすいと感じました。

次回は、ストーリーラインよりも理由を重視しようと思います。

反省点 短調

ストーリーラインは良かったのですが、登場人物が多いせいか、主人公の感情の起伏が足りなかったと思いました。

主人公にはっきりとしたコンプレックスを持たせていなかったのも原因だったかもしれません。

成功と失敗のコントラストを意識したいと思います。

反省点 7人もいるのに

今回、81ページを書きました。このまま映像化すると、1時間20分程度の長さになります。この長さで7人の主人公は、短い印象です。イメージ的には2、3時間の映画でも物足りなさを感じる人数と時間です。

個々のキャラクターのエピソードが足りなかったのが原因のようです。エピソードを増やすべきでした。

反省点 視覚的に

映像作品なので、シナリオは言葉ではなく映像で語るのが基本です。

そうは言ったもの、先生からの指摘で多く箇所で視覚的でないところがありました。ビートシートに引きづられたのか、次回は気をつけたいと思います。

反省点 後半のグダグダ

実は当初の予定では、1週間前に終わってるはずでした。というのも、先に書いた通り、事前準備は量を書いていたので後はダイアログを追加するだけと単調なタスクが残ってるだけで、前回と比べると格段と良い状況でした。

安心したためが、終盤になるにつれ集中力が欠け、スピードが落ちてしまいました。

やはりきちんと集中する環境で1時間でもいいので書くべきでした。思いつかなくても1行は書くべきだった。

次回はこの点に関しては確実に改善したいです。

まとめ

反省点はいろいろありますが、2回続けて締め切りまでに終わらせたのは良かったです。もちろん、第一稿なので、中身はグダグダです。見せられるものではないです。ここから第二稿、三稿と書き直していく工程になります。

キャラクターが増えたこと、執筆前に量が書けたのが本当に良かったです。次の作品でも、引き続き心がけたいと思います。


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