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『抜歯で腫れる本当の理由』


以前、口腔外科の手術で下の横向きの親知らずを
抜歯してもらった時の観察で確信したこと。


医学的には、下の親知らずの場合、
抜歯の術後は、10日間ほど腫れる人が多い
というのが常識になっているようですが、
腫れる理由に関して、
とんでもない事実が判明ました。


私の場合ですが、
麻酔後に先ずハンマーとノミみたいな器具で
親知らずに亀裂を入れ、
その亀裂にドライバーみたいな器具を差し込んで
歯を割ったまでは良いのですが、問題はその後。

ペンチみたいな器具を使ってウリウリ。
ひたすらウリウリ。
テコの原理を知らないのか、
歯よりも下顎に負荷をかけてウリウリ。

歯が砕けるのが先になるのか、
顎が折れるのが先になるのかは、運次第。
という感じで顎がヤバイ!顎がヤバイ !!
という状況が延々と続いた末になんとか抜歯完了。

完全に素人の日曜大工でした。
出来るものなら宮大工にやって欲しかった。

これだけ顎の骨を軋ませたら疲労骨折寸前だ。
金属で同じことをすれば、熱を持って折れる。


後日、しっかり腫れました。
明らかに顎の骨の負荷をかけられた部分を中心に…。


要するに、
人為的に骨折に近い状態に
してしまっているわけですから、
骨折と同じ道理で腫れてるのです。
歯茎の炎症以前の問題。

腫れない人が稀にいるそうですが、
それは、力学的センスのある執刀医は稀である。
ということの証でしょう。



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