他人の不倫に関しては、あまりえらそうなことは言えない。

自分も輝かしい20代に、14も年上の上司との不倫関係にどっぷりはまり、

自分が結婚してからは、9つ下の若い男と不倫関係を続けていた。

私はただの一般人。不倫相手とレストランで食事をしようが、ラブホテルに入ろうが、知り合いじゃなければ、私たちが不倫関係であることはわかるはずもない。

一般人の私ですら、「知り合いに会わないかな」「探偵とかつけられてないかな」
と、無意味に用心した。

携帯電話のやりとりも過敏になっていたし、手紙のような言い訳のできない明らかな物証を残すなんて、本当にあり得ないと思っていた。

広末さんは、今の30〜50代くらいまでの人にとっては知らない人がいないくらいの有名人で、

お相手も広末さんほどはいかなくとも、一般人とはいえない立場の人。

そんな彼らの不倫関係が明るみになっただけでも、非常に痛々しいことだと思うが、さらに広末さんからの恋文までも世間に晒されてしまった。

お互いの子供や配偶者が可哀想なのは当然だが、私たちは彼らと関わりのない存在なので、どーのこーの言うつもりは全くない。

子供や配偶者と知り合いでもないので、
不倫に対して「そんなこともあるよねぇ」という感想しかない。

アンジャッシュの渡部に対しても、「あー女のことも人のことも舐めてるんだろうなぁ」くらいだった。

今ハマっているNetflix「あいの里」にMCとして出て人の恋愛にやいのやいの言っているベッキーを見ても、
「いやいや、あなた、不倫してたけどな」くらいなものだ。

ただ、今回のように手紙が晒されたり、篠田麻里子さんの不倫に対する口論の音声が流出したり、

そういうのを見るとすごく悲しい気持ちになってしまう。

あんなような内容の手紙なんて、10代の頃からいくつもいくつも書いてきた。
相手が変わっても、毎度のように自分の恋心を手紙に綴った。

特に昔から、手紙に自分の考えや気持ちを認めるのが好きだった。

友達や恋人に、綺麗事というか、くさいというか、
照れくさいというか、

そんなポエマーのような言葉を贈るのが好きだった。

不倫関係は今更だけど私はとても嫌いだ。
でも、あんなかわいらしい言葉を子育てや仕事に奮闘する母親が書けるとは、、、

子供の立場からしたら不快感しかないと思うけど、、、
彼女を愛おしく思っている鳥羽さんは、更に愛おしく思うんじゃないかな、、、

まぁでも不倫だからね、何言ってんのってなるのもわかるけどね。

広末さんは、いつまでもラブラブな恋人関係でいたい人なんだろうな。
いつまでも恋愛をしていたい、それは母親になったとしても。

手紙の内容を少し見ても、ケンカや言い合いのようなものが多いみたい。

それだけ相手との関係に情熱があるんだろうね。

あんな不倫関係に嫌悪感だけを抱く人も多いと思うけど、
私はあの手紙を見て、

なんかすごく可愛らしいと思ったし、
女として生きたい気持ちを感じて少し切なくなったかな。

まぁ、何が言いたいかと言うと、

裁判や調停のための証拠として音声や写真を残すのは当然だと思うけど、

それをインターネットや週刊誌に晒す人が、
私は一番気持ち悪いと思う。