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メーカー営業からWEBデザイナーに転職したときのギャップ

大学を卒業して初めての仕事は、印刷メーカーの営業でした。

従業員は300人くらい。50年くらいの歴史がある昔ながらの印刷会社、と言う感じでした。
それから8年間同じ会社で勤めた後、創業3年ほどのベンチャー企業へデザイナーとして転職しました。

業界、規模感、職業、仕事のスピード、管理の仕方…

何もかもがとにかく違いすぎて新鮮でした。
昔ながらのメーカー営業からIT系のベンチャーへの転職。
特に感じたギャップはこんな感じです。

①時間の感覚

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初日から感じたギャップです。

営業時代は朝、8時半出社でした。
正直、この時間が早いとは全く思っていなかったですし、取引先も食品メーカーが多く、9時前にはメールのやりとりも始まっていました。

あと遅刻や何かと時間に遅れたりはよっぽどのことがない限りありえないでしょ、な雰囲気でした。


転職後、出社が10時になりました。満員電車のピークも外せて、朝は朝で別のことも出来るしで、すごく時間が使いやすくなりました。
遅刻ももちろんダメなんですが、前の会社よりも「まあ遅れることもあるよね」な雰囲気があり、仕事ちゃんとやってるならいいんじゃない、な感じでした。

②スーツじゃない

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営業時代は毎日スーツでした。もともとカチッとした格好を毎日するのがそんなに好きではなかったので、
デザイナーになって服装の制限がなくなった時、本当に嬉しかったです。

それでも友達の結婚式などでたまにスーツを着ることがあると、あんなに嫌だったスーツが新鮮に感じました。
普段はリラックスできる服装で、いざという時にはちゃんとした格好をする。
転職してそれが叶ったことが嬉しかったです。


③使うツールが圧倒的に増えた

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特に感じたギャップがこれでした。

営業時代に使っていたのはメールとエクセル、あと業務用の管理ツールだけでした。
それが転職と同時に、これだけ世の中に便利なツールが山ほどあるのかと思い知らされました。

チャットワーク(slackではなかったです)、スプレッドシート 、ドライブ….
加えてイラレ、フォトショ、GA、facebook広告、CMS、PR TIMES、メルマガ管理ツール…

業務専用のツールはもちろんですが、チャットツールやクラウドの使い方すらも30歳過ぎまで触ったことがなかった自分にとって何もかもか新鮮で、業務内容の変化と同じくらいの環境の変化を感じました。

同時に仕事の効率化ってやろうと思えば世の中にはいくらでも方法があるんだ、と知りました。

そういうツールにずっと触れている人から見ると今更かい!と感じられるかも知れないのですが、この歳からでも知れたことが自分にとってはうれしかったです。


④分かんないからとりあえず試してみる、と言う雰囲気

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枠がかっちり決まっていて、今までやってきたルールや模範があったメーカー営業時代と違い、
とりあえず分からないことが前提で、ネットで調べたり新しいツールを探してきて試してみるという感覚も今までないものでした。

分からないのが当たり前。知らないことは調べればいい、使い方や考え方の幅をストックしていけばいい。

それくらいの雰囲気があったので試すことに対する怖さ、みたいなものがどんどん無くなっていきました。



営業からデザイナー。加えて歴史も雰囲気も全然違う会社への転職で感じたギャップはこんな感じです。

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