建国記念日の昨日、デスクワーク漬けの疲れた心身のメンテナンスを理由に、世界遺産に登録された平城京跡を訪ねました。

平城京は710年に、藤原京から遷都された奈良時代の日本の首都ですが、唐の都・長安城を模倣した建造物です。

2010年に復元された大極殿の四方の壁には、上村淳之画伯による、四神・十二支が描かれています。陰陽五行説を具現化した美術作品が、大極殿のあちこちに散りばめられています。

回廊からは山焼きの済んだ若草山や東大寺まで遠望できます。当時は3000人の官吏で賑わっていたそうですが、1300年前の往時を偲び心豊かな時間を過ごすことができました。

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