ドラム練習の体系化

こんにちは。ドラマーのヒコです。

本日は、ドラム練習の方法について、体系化して考えてみたいと思います。

ドラム練習における4本の柱

まず、はじめに。世の中で、最も優れている体系化された練習方法は何か?と考えました。
それは、“クラシックピアノ”だと思います。
まぁ、自分が習っていたからというのが大きいですが、、
ハノン、ツェルニー、バッハ、ソナチネ。これらはほんとうに素晴らしい教本たちだなと感じます。

上記を4本の柱として、ドラムに置き換えて考えていきます。

ドラムにおけるハノン的な練習

ピアノでハノンっていうのは、めちゃ機械的な指の練習です。これがとにかく苦痛で。。毎日やってましたが、ほんと辛かった。っていうか指がぱんぱんになって痛かった。

ドラムにおいては、これはルーディメンツといえるかと思います。スネアドラムの為の、軍隊式の練習方法。
あるいは、ルーディメンツに入る前のさらに前、、シングルストロークや、チェンジアップ、リズム音型の練習や、アクセントですかね。

ドラムにおけるツェルニー

ツェルニーっていうのは、練習曲集です。ちゃんと曲になっている分、ハノンよりは音楽やっている気分になりますが、最大限練習になるようにできているので、弾くのが大変な曲ばかり。その分テクニックを磨くにはめっちゃいいのですが、そんな目的を持てない子供の頃は、シンプルに嫌いでした笑

ドラムにおいては、パターンの練習や、練習のために書かれた曲というのがあるので、それらをやるのが、ツェルニーに近い効果を得れるかと思います。

ドラムにおけるバッハ

音楽の父。バッハ。バッハの曲は、とにかく全てが完成されている。究極まで練り上げられた高度な音楽は、とにかく演奏するのも大変です。
もっとも譜読みに時間がかかるのはいつもバッハでした。根気がないと譜面読む気にもならないので、いつも後回し。レッスン直前にひいひいいいながら譜読みして、結局まともに弾けずに怒られる。みんなのトラウマですね。

ドラムにおけるバッハは何か。。これは難しいですが、書いてるうちに、「あ、ジャズか。」って思いました。
伝統があって、練り上げられていて、高度で、、
ドラム習ってて、ジャズがトラウマになってほしくはないですが、ジャズの簡単な要素を、レッスンに散りばめるのはアリだなと思いました。

ドラムにおけるソナチネ

ソナチネは、ソナチネアルバムっていうピアノの曲集です。ここでやっと、弾いてて普通に楽しい音楽的な曲の登場。頭から順番に弾くもあり。途中からやるもあり。1楽章は弾いたけど、2楽章は飛ばしてとか、そういうのも変化があってよかった。上の3冊は、とにかく頭からひたすら順番にやっていく以外許されなかったので。

ドラムにおいては、自分が叩きたい曲ですね。
好きな曲を、好きなように演奏する。完コピ目指すもよし。できないことはちょっとくらい飛ばして、ノリを重視したっていいんです。


さて、、具体的に何をするか。というところまで書けるとさらによさそうです。それではまた。

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