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こういうふうになりたい!に答える難しさ

こんばんは。ドラマーのひこです。

ドラムを教えていて、普通によくあるのが、「○○みたいに叩けるようになりたい!」とかです☺️

やりたいことがハッキリしているのなら、それに沿って進めていけばいいじゃん!って思うのですが。

これに答えるのが、案外難しいことだったりします🤔

憧れの対象がハッキリしていたとしても、馬鹿正直にそれを直接なぞるだけではダメだったりするのです。

もちろん、なにかに憧れるというのは、衝動としてはめちゃくちゃ大事で・・・、

その気持ち自体を、大事に扱ってあげたいという想いはあります。

しかし!

指導内容としては、もうちょっと踏み込んで考える必要があります。

最近だと一番むずかしかったのは、ミックスナッツですね。。

難しそうだというのは察しがつくけど、普通に聞きやすい曲なので、「がんばって練習して叩けるようになりたいです!」っていう生徒さん割と沢山いました。

しかしながら、ミックスナッツっという曲は、察しの通り難しい。というか・・・、

いや・・・、難しいどころじゃない。超!超!難しいのです!笑

プロドラマーでも、「ミックスナッツは叩けません」って言う人がいても、納得できるくらい。

どう難しいかは、専門的な話になってきてしまいますが・・・、まぁテンポが300だと言えば、いかにエクストリームな曲かわかるのかな🤔(しかしながらジャズの世界では普通)

歌モノ・ポップスとして、わかりやすいフレーズにデフォルメされているものの、
いきなりテンポが300もあるジャズ系の曲は、ちょっとやそっとがんばっても叩けないと思います😅

そういう前提の上で、頑張ればできそうなレベルの生徒さんには、むずいけどやってみよっか!って言いますし。

流石に無茶だと判断したら、そこにつながるような簡単めな曲から始めたり。

ただ、ミックスナッツにいずれつながる、カンタンな曲ってこういうのになるのです。。

このジャンルでは、歴史的名曲。

でも、普通は知らないだろうし。

「ミックスナッツやりたいって言ったのに、なんかよくわからん曲やらされてる。。」

って感じると思うのですよね😅

そして、上記のインザムードを叩けるようになれば、すぐにミックスナッツが叩けるのかいうと・・・、

残念ながらそう簡単でもなく🙄

演奏スタイルとしてはちゃんと共通点があって、すごーく雑に言うと、“ただ速いだけ”なんですが、、

その”ただ速い”のが大変なのです。笑


ミックスナッツが一番わかりやすいと思ったので例に出しましたが、、

こういう難しさが、なにかを教えるということについて回ります。

まぁ、必然的に僕も色々しらべることになりますし。

なかなか興味が持てなかったジャンルのことも、聴かざるを得なくなるので、ちゃんと自分のプレイの役にも立ってますが☺️

長くなりましたが、読んで頂きありがとうございます。それではまた。

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