見出し画像

タイ料理で至福の日々。ソンクランの頃。

ソンクランは嫌いだ。よって、この期間は一切外出はしない。我が家の中はソンクランの狂騒とは隔絶された平穏な日々が続く。
この二週間程で供された料理を紹介しよう。
名称はタイでの通称と私が勝手につけたものが混在している。

豚と野菜のガチャイ炒め
ガチャイは麻薬成分を含んでいるのではないか、と疑うほど食べる度に陶然とした気分にしてくれる。スパイスの帝王。
肉団子と冬瓜のスープ
肉団子はもちろん手作り。大きな干しエビから出る出汁と豚ガラからとったスープがよく合う。

焼きそば
街中のタイ料理屋では見たことがない太めの中華麺。程よいコシがありおいしい。市場で4人前20バーツ。ロータスでも買えるが高いらしい。和風味で供されることもあるが、今日はタイ風味。

オクラの醤油炒め
ほぼ和風。炒めたニンニクがアクセント。
野菜のごった煮ゲーン(スープカレー)
前日、屋台で買ったゲーンが案の定不味く、3口ほど食べて残した。それを今日、相方が具材を加え味を整えて再生させたもの。美味しく変身して完食。

ガチャイ、キノコ、豚、ニンニク、ピーナツの素揚げ
細麺と手作りのタマリンソースとニンニクソースを絡めていただく。
右下は手作りのコームーヤーン(豚の喉肉)。
両者共におかずと言うよりも酒のつまみ。

さやインゲンと豚の炒め物
私の大好物である野菜の一つ、さやインゲン。日本のそれより3倍くらい長い。
ゲーンキヤオワーン
キヤオ(緑色)ではないが、味はまさにそれ。緑色のピケン(調味ペースト)が無く、有り合わせのもので作ったのでこの色になったらしい。

マムアン(マンゴー)2種
右がマムアンレート(サイのツノ)、左がマムアンサンルドゥー(3つの季節)
どちらも独特の甘く強い香味が口いっぱいに広がる。レートは若干酸味があり重奏的な味わい。共に暑期にしか食べれないご馳走。
(一年を通して市場に出回っている品種はナムドクマイ。旅行者が目にするのは殆どがこれで、舌触りの滑らかさに特徴があるが香味は殆どない。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?