『大怪獣のあとしまつ』を見た感想

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この記事は映画『大怪獣のあとしまつ』を見た感想です。

この映画、公開当初から極めて芳しい感想やレビューの数々が散見されていて、少し気になっていたんですが「まあ、実写映画だし別に見るほどではないかな」と記憶から消し去っていました。
そんな折、こんな通知が届きます。

やってることヤバいだろ。note のサポートってそういうシステムじゃないんだよ。
書いたものに対して金を払うんだよ。何で前払いなんだよ。

商売っ気を出したのが良くなかったですね。支払い用窓口を設置してしまうと、こういう悪用がされてしまうわけです。

と色々文句を言っていますが映画を見に行く代金を出して頂けるというのはそれがクソ映画であっても大変にありがたい話です(ほんまか?)。ありがとうございます。
『大怪獣のあとしまつ』も少なからず気になっていた映画なので、一念発起して見に行きました。

この映画、一言で言い表すと「うんことキノコとデウス・エクス・マキナ」です。
何を言ってるのか分からないと思うんですが、僕も何を言っているのか分かりません。

でも誓って言うのですが、この映画を見た人なら100人中100人が「ああ、うん、そうだね……」と賛同してくれるはずです。
こんなしょうもない映画を見ている人間を100人集める方が大変かもしれませんが。

実際映画館もガラガラで、三連休の初日夕方とかいう絶好のタイミングだったのにも関わらず、席の埋まっている数はおよそ15席程度……
その半数近くがカップルだったのですが、どうしてこの映画をカップルで見に来てしまったんだ。そんなに別れたいのか?
上映終了後、静かに爆笑する僕とは対照的に、案の定カップルたちは微妙そうな雰囲気になっていてかわいそうでした。

ということで、本記事は『大怪獣のあとしまつ』の感想記事です。
大量のネタバレとやや下品な話が含まれているので、ご了承ください。

感想

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