UIの模倣と創造

既存のものをパクる、もとい模倣をするという解や戦略の正しさというのはあるし、単なる感覚で新しいパターンUIを生み出すことには基本的に賛成はしないので、わりと同意できる記事だった。

サービス開発に関わる身としては「結果的に丸パクリのUIだった」が正であってほしい。そのドメインのユーザーが使うことを考えたときに、それが既存のサービスのUIがベターなので、自ずとそうなる。つまりは「なぜそのUIになったか」があればいい。

また一方では、ジャンプしたUIを考えるということをデザイナーには忘れてほしくない。もちろんアイデアを収束するところで突飛すぎるものをアウトプットしても仕方ないかもしれない。でも「こういうのアリじゃない?」って定時過ぎて、もしくは深夜の変な時間に議論しあうってのもいい。

パターン化されたUIを使いこなすことも大事だが、ジャンプする力もとい筋肉を鍛えることも怠ってはいけない。デスクトップからモバイル、IoT、VR/AR、VUIと新たなデバイスを通じたUIを発明すべきときに考えられるかだ。

こればっかりはパターンを学習したマシンでは難しい。何かを製造るのはマシンでもいいけど、創造するのはニンゲンであると信じたい。

明日の元気の素になります。