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ChatGPTのシンプルプロンプトに萌える Part3


ChatGPTにコード的指示 ⇒ 表形式で出力 に関する記事です。



ChatGPTに ”コード的指示”で表形式の出力をおねがいする

ChatGPTに表形式で出力して欲しい時、以下のような ”コード的” 指示もありです。

1.シンプルなスタイル

以下のように列名(カラム名)を指定して実行するシンプルなスタイル。


create: table format[列名A, 列名B]



2.行列名を指定するスタイル

列名だけではなく、行名(インデックス)も指定できました。


create: table format[列名A, 列名B], index=[行名A, 行名B]]



3.表に展開する内容を指示

さらに、○○の内容を、このカラム、このインデックスの表に・・・というのは以下でいけました。


create: table format[○○; [列名A, 列名B], index=[行名A, 行名B]]


いかもありでした。


create: table format[[列名A, 列名B], index=[行名A, 行名B]; ○○] 




クロスSWOT分析に適用

上記の形式を利用して、クロスSWOT分析の結果を表形式で出力させてみました。

プロンプト

Product: ユーザーが指定, 

consider[Product; Opportunity, Threat, Strength, Weakness], 

Examine{[impact; Opportunity×Strength, Threat×Strength, Opportunity×Weakness, Threat×Weakness]},

create: table format[[Opportunity, Threat], index=[Strength, Weakness]; Examine Details(>200words)]

##
Assistant message:
クロスSWOT分析しましょう。製品を教えてくれれば結果を示します。


SWOT分析は、強み・弱み・機会・脅威 の英字の頭文字からSWOTと呼ばれますが、クロスSWOT分析は、機会×強さ・脅威×強さ・機会×弱さ・脅威×弱さ のインパクトを評価します。

よってプロンプトの流れは、

  1. まず 強み・弱み・機会・脅威 を明らかにして、

  2. 次に 機会×強さ・脅威×強さ・機会×弱さ・脅威×弱さ のインパクトを評価して、

  3. 結果を表形式で示す

となります。
うーん、ただ、表形式の実行は 安定しないなぁ。



最後に

複雑な表を出力させる際、プロンプトに表の出力形式をゴリゴリに書かないといけない・・・ というケースがありますが、”コード的”指示なら、指示がシンプルになり、楽になりますね。

ただ、ChatGPTさんは、表形式による出力を指示すると安定せんなぁ。
指示の与え方なんだろうか・・・ 何度か実行しないと思う通りにはならないかも・・・
GPT-4なら、すっといくんかなぁ。



実施例(iPhone のクロスSWOT)


1回目

2回目



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