32歳、初めての妊娠と実家への報告で感じたことを書いておく

土曜日から始まった5連休も4日目の夜。

いろんなことがあって、ブログを書けずにいたのですが、ここ数日に感じたことは記録しておきたいので、スマホから書いておきます。

まず、土曜日の夜、ですね。

急な下腹部痛があり、
一瞬「もしや生理…!」って頭が真っ白になったんです。
ただ、その後すぐに「あ、これはトイレ(大)だ!」って気づいたときには本当に本当に嬉しくて。笑

便意がこんなに嬉しいことなんて、今までの人生であったでしょうか。
ややお腹くだし気味で、寝てからも何度もトイレに行きましたが、もうニッコニコしながらトイレしてました(・∀・)

そして迎えた日曜日。
妊娠判定の前日。
夫さんから、豊洲に新しくできた温泉に誘われており一緒に行ってきました。
正直、家にいてもいろいろと考えてしまうので、初めてのところに行く&リラックスできる温泉、なのは好都合でした。

新しくて綺麗で、温泉の中のレストランからの眺めを見ただけで、来たことに満足!
浴衣以外にもサムイがあるのもナイスだし、タオルも使い放題!お水もいろんなところに設置されていて至れり尽くせり。
肝心の温泉も、最高でした。
露天風呂も半室内みたいな感じで寒くないし、ジェットバスみたいなのも気持ち良くて。
小さな子供連れと、あと妊婦さんも見かけて縁起いいな〜という気分に。
リラックスルームも広々ピカピカ。漫画読み放題でしばしのんびり。
そして最後に屋上の足湯に行ったら、なんとちょうど夕暮れ!あと少しで夕陽が隠れるところ。なんだか、幻想的で開放的な気持ちになったので、ちょっと遠くに旅行に行ったみたいで心身ともリフレッシュできました。
帰ってから、二人ですぐ寝ちゃったので、ぐっすり寝れました。


こうして迎えた月曜日、妊娠判定日です。
朝から、心の中は溢れる思いでいっぱい。
「うまくいったあとのイメージを想像する」ことをとにかく意識して、お医者さんに「おめでとうございます!」って言われる場面を何度もイメージしました。それだけで、じんわり涙がでてくるんですよね。嬉しくて仕方ない。

いつも通りスタバに寄って、余裕を持ってクリニックへ。
最初は看護師さんの採血。
採卵の説明をしてくれた、すごく素敵な看護師さんにまたお会いできて、もうそれだけでハッピー!きたきた!!って感じでした。

採血結果は1時間後。
Kindle Unlimitedで、ひたすら縁起が良さそうな本を選んで読んでました。少しでもいい気分で心を満たすことに集中。

そして、とうとう呼ばれました。
採血結果。
院長先生ではない先生の部屋でした。
初めての先生。
ドアを開けて、暗い顔をしている先生。
どうぞお掛けください、と。
淡々と喋り出す先生「4週目としては適切なhcgの数値ですね、妊娠反応ということです。」みたいなことを仰っていたと思いますが…
内心「え!いいの?これ喜んでいいやつだよね?今OKの方よね?勘違いじゃないよね?」とややパニック。笑

先生が、めちゃくちゃ冷静なタイプだった( ^∀^)

ただそこから、「生魚や生卵、お酒やタバコは避けて…」という説明が始まったので

「これは、ガチのやつや…!!」と確信。

で、「何か説明はありますか?」と聞かれたので、「大丈夫です」と答える自分の声が少し震えていることに気づきました。
泣いてはいないのですが、緊張と衝撃とで、私の声はうわずっていて。

そのまま部屋を出て、待合室でこっそりと、もう一度hcgの数値を見ました。

嬉しい〜!!キャピ!とかではなく
「本当に、よかった、妊娠だ…」とじわじわ染み渡っていくような感覚でした。

すぐに看護師さんに呼ばれて、今後も続くエストラーナテープや膣剤や飲み薬をもらいました。
そのときにもらった紙に「妊娠」という文字と、「出産予定日11月18日」の文字。

ああ、これは現実なんだ…!と。
出産予定日の文字が一番嬉しかった。
今まで、毎月のように自分一人で勝手に計算していた予定日が、プロによって正しいものとして計算されてここに書いてある。
現実になったんだ、と思ってようやく嬉しくなってきました。

それから、クリニックを出て、
外は晴れ晴れとしたお天気。
明るくて、気持ち良くて、
「ああ、私正式に妊婦だ。妊婦として今ここを歩いている。」ということを噛み締めながら、丁寧に気をつけて駅まで歩きました。

家に帰ると在宅勤務の夫さんがいて、
私の帰宅に気づいて寄ってきたので
「赤ちゃんいたー!!」と言って、ハグ。
夫さんは「それって妊娠したってこと?」と混乱。笑
そうだよ〜!!って言ったら
「おめでとう」というのと「親になるのか」と感じ入っていました。

もともと、私の強い希望で妊活を始めた経緯があるので「願いが叶ったね」と喜んでくれました。私が嬉しそうなのが嬉しいようでした。


そのあと、私は実家へ帰宅。
赤ちゃんの靴下を入れたギフトボックスを、予定通り鞄に詰めて。
予定していたことを、ちゃんと叶えていけるのが幸せで。理想としていたイメージが現実になっていく。人生が動いている、という感覚がありました。

父は出かけていたので、
母と祖母にボックスを渡しました。
赤ちゃんの靴下を見て、少し考える二人。
「これは…赤ちゃん?誰?あなた?」と母は泣き出した。
それを見て、頷きながら私も泣きました。二人でティッシュで顔を拭きながら、母号泣。
「よかった、よかった〜〜」と。

泣くだろうなと思っていたけど、
孫が嬉しいというより「私に赤ちゃんができた」ことが嬉しいようでした。
その様子を見て、私のことを心配していた母の気持ちが伝わってきて、嬉しかった。

祖母も「そうじゃないかと思ってたのよ〜」と喜んでくれました。

その後、夜、母と二人になったときに
不妊治療の話をしました。
もしかしてできにくいのかな?治療してるかな?と思ってずっと気にしていたようです。父にも相談して、でも「言わないほうがいい」って言われて、私に何も言わず我慢してたみたいです。

私としては、言わないでいてくれて、良かったなと思います。途中で、言われたら、気持ちが挫けてしまいそうだったから。途中で、泣き出してしまったら、そこで何かが現実になってしまいそうだったから。
だから、父ナイス〜と思いました( ^∀^)

次の日、父にも靴下が入ったボックスを。
3分くらい、悩んでいましたが
「そういうこと!?」と気づき「おめでとうございます」と。父らしい喜び方でした。


それからはもう、ずっとその話ばかりを。
どこで産むとか、いつ里帰りするとか。
今までずっと夢見てた会話を、今本当にしている。そのことをしっかりと感じながら過ごしました。

すごく大事にしてもらって、
めちゃめちゃ喜んでもらって、
本当に幸せだな、恵まれていて、
ありがたいなとしみじみしました。

母が欲しかったのは、孫ではなく
私の幸せだったみたいですね。

それが嬉しくもあり、
私もそんなふうに思える存在(子ども)と出会えることが楽しみにもなりました。

長くなったのでここまでにしますね。
ひとまず、ここまでこられたことに心から湧き上がる幸せを感じています。
この先の幸せな未来をいっぱいイメージして引き続き過ごしていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?