昨年末に不覚にもコロナに感染してしまい、その後遺症のため脊柱管狭窄症と心筋梗塞を患い、先月末にやっと退院できました。
とは言え、まだまだリハビリが必要で、介護保険の申請をして
要支援の認定を受け、初めてリハビリとデイサービスのある施設でそれぞれの体験をしました。近所にデイサービスの施設は沢山あるのに、入った経験がなかったので、どんなことをするのかとても、不安でした。しかし、紹介を受けたその施設に実際に行ってみると、わたしの持っていた昔風の「老人ホーム」的な暗い雰囲気はなく、静かで清潔な、老人の集会所という印象でした。
　勿論そういう施設ですから、華やかなムードはありませんが,そこは職員の方たちが、それなりに盛り上げようとされている努力が感じられ好感が持てました。今回はリハビリが目的の施設見学でしたが、やがて自分もデイサービスの利用者になるかもしれないと考えると、正直、チョット複雑な気持ちにはなります。
　しかし、自分がそういう状況になったとしても、クオリティの高い余生が送れるように、健康に注意を払い、より健全な社会生活が送れるよう、今から努力することは決して無駄なことではないと考えています。
病気をきっかけに、デイサービス施設見学を通じて、人生の大切な課題と、真剣に向かい合う機会が得られて、良かったと感じています。