見出し画像

学校生活でイライラしたこと

正直言って中学・高校の頃の私は、俗に言う「陰キャ」というステータスにいたと思う。下手に目立つと行動力のある奴(いわゆる陽キャ)から嫌味を言われるし、そもそもリーダーシップを取れるような人脈すらなかったので、とにかく疲れることはなるべく避けたいと思いながら生きていた。

そんな私が6年間の学校生活の中で

「ウザッ!」

と感じたことを3つ紹介したいと思う。

1.朝学校に来たら自分の席が占領されている

少なくとも私の記憶の中ではどの学年でもこの経験はあったような気がする。

私の学校は共学だったので男女で隣り合わせの席になるのが一般的だった。

そうなると、私が朝教室に入ると隣の女子生徒のお友達が自分の席に座っておしゃべりしていたり、勉強していたりすることがある。

流石に毎朝そんな状態だというわけではないのだが、クラスで存在感のある女子が隣だった時とかは最悪だ。場合によってはほぼ毎日違うお友達によって占拠されているなんてことはザラだ。私が自分の席に近づいたタイミングで気づいてくれるお友達ならまだ良心的だが、ガン無視するお友達もいるので厄介だ。

また当然ながらテスト期間前やテスト期間中もお構いなく占拠される。仕方ないので始業時刻まで図書館で勉強してから教室に入るという謎のルーティンが誕生する。だから席替えでそういう人と隣になった時、「うわぁ…」と思ったのは懐かしい思い出だ。

2.生徒総会の議題が大体バスマナーか制服のデザイン

私の学校では、ほぼ半数の生徒が電車を使って登校している。最寄り駅からはスクールバスが出ていて皆それを利用しているという感じだ。なのでバスマナーが議題に上がるのは民主主義国家に住んでいる以上仕方ないのかもしれない。

でも結論がいつも同じな上に総会毎に、しかも3時間もぶっ続けで議論する内容なのか?と甚だ疑問に思った。私は自転車通学なので別にバスマナーなんてどうでもいいし、そんなにマナーに目くじら立てるなら4月にバスマナー講習会でも開いてバス使う奴らだけで話し合えよって思った。

むしろ当時は自転車のタイヤをわざとパンクさせる行為が横行していたので、駐輪場の監視カメラ設置の有無について議論してほしかった。私はアンケートにそのことを書き続けたのだが結局採用されずに卒業してしまった。

また、制服のデザインについても毎回毎回議題に上がるのにも正直うんざりしていた。

内容としては冬場のタイツ導入に始まり、制服の機能性がどうこうとか、そんな話ばかりしていたような気がする。特に前者なんか寒いなら導入すりゃええし(どうでもいいし)、そもそも男性の私にタイツの話を振って何を得たいの?という感情しかなかった。どうやら数年後にタイツも導入され制服もモデルチェンジしたらしいが。ただ私にとっては喪服とかにも転用できて汎用性の高い制服だと思っていたので論ずる必要もないと思っていた。

3.陽キャに優しい先生

高校2,3年の担任がこれだった。私の学校では高校2,3年生はクラス替えがないため、最後の2年間はこんな状態だった。

その担任は、よく話す生徒に対してはニコニコしながらハイトーンで

「〇〇く〜ん!」「✗✗ちゃ〜ん!」

みたいに下の名前で呼ぶ割に

私のような会話が苦手(あるいは嫌い)な生徒に対しては真顔でかつ低い声で

「暇・人・くん。」

みたいに呼ばれていた。しかもクラスメートは比較的陽キャが多く明るいクラスだったので、私のような人間は浮いていたような気がする。

ただあくまで私が感じたまでを綴っているので勘違いであってほしいのだが、私の肌感覚では担任にある一種の選民思想(いわゆる陰キャサゲってやつか?)があったように思えた。

まぁ教員も人なので人によって態度が異なるというのは仕方ないことかもしれない。

そもそも私自身、勉強もスポーツも出来ないクズ人間だったので相手にする価値もなかったというのもあるのかもしれないが。


長くなったが、ほとんどが私が無気力学生だったことが根本的な原因だと思う。そりゃ元気でやる気に満ちていたら普通にはっちゃけていたかもしれない。

ただ3.に関しては教員になった際には気をつけないとなと思う。確かに生徒と親しくなるのは良いことだが、生徒を下の名前で呼ぶような”友達”というベクトルで親しくなるのではなく、あくまで教師−生徒の関係として親しくしていかないといけないと感じている。

それ以前に”学校空間”に適応できる資質を養っていかないと。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?