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2020年のhimalaya、そして「himalayaサンタ」の真意。

こんにちは。himalaya公式note編集部の佐藤です。
2021年2本目の公式noteです。

緊急事態宣言が発出され、himalayaスタッフも原則全員在宅勤務となっております。仲間や友人と、面と向かって「あけおめ」を言えないお正月は初めてで、なんだか不思議な年明けでした。

さて今回の公式noteですが、前回のエントリーで予告しておりましたとおり、今回は2020年末に開催した「himalayaサンタのX'mas」について、そして、そこに至るまでの2020年の振り返りのお話をしていきます。

音声配信者が爆発的に増加した2020年

2020年はhimalayaにとって「音声コンテンツの可能性が一気に開けた年」でした。2月にオーディオブックの聴き放題サービス「himalaya聴き放題」をスタートし、コロナ禍で変化した生活スタイルに、音声の新たな聴取習慣を提案しました。

そして、もう1つ大きなトピックとなったのが、音声配信キャスター(通称:ヒマ人)の大幅な増加です。

himalaya公式音声チャンネル「himalaya情報局」の安CEO登場回でも語られたとおり、2020年は本当にたくさんの方に音声配信にトライしていただけた1年でした。その結果himalayaの音声配信キャスターは2019年比で5倍近くまで伸び、ダントツの過去最高を記録しています。

毎日配信の文化が浸透

また、音声配信習慣の変化についても触れないわけにはいきません。その変化とは、「毎日配信の文化」が根付いてきたことです。

転機になったのは、7月にイケハヤさんがhimalayaで配信を始めたこと。それまでのhimalayaは、配信を継続している方でも週に1~2回程度の更新が一般的でした。そこへ、「コンテンツを毎日発信することが重要である」という考えを持ちこみ、浸透させたのがイケハヤさんです。

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毎日配信が再生数やファンの数を増やすのに有利であることは中国の事例を見ても明らかです。日本のhimalayaとしてもユーザーチャンネル全体の更新頻度の底上げは課題になっていたため、この動きは非常に画期的な出来事となりました。

そんな中での年末企画「himalayaサンタのX'mas」

このようにキャスターが急増した2020年の総括として、みなさんに何か還元するためのキャンペーンができないか、ということで企画されたのが、「himalayaサンタのX'mas」です。※キャンペーン、プレゼントの申請は終了しております

企画の内容が決定したのが12月11日くらいで、そこからの準備がかなりバタバタしたのはよい思い出(?)です。

結果から申し上げますと、本当にみなさんに喜んでいただけて、「himalayaを続けてよかった」「努力が報われた」「いい子にしていたら本当にサンタさんが来た」「来年に向けてモチベーションが高まった」といったお声をたくさんいただくことができました。

また、図らずもTwitterなどをとおしてみなさんの“himalaya愛”にも触れることができ、「himalayaはすてきなユーザーさんに恵まれたなあ」とあらためて実感しました。

なぜ一方的にプレゼントする企画にしたのか?

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ところで、今回の「himalayaサンタのX'mas」は、対象の50人をhimalayaが勝手に選出して贈り物をする、という企画でした。このようなプレゼント企画をする場合、音声の投稿をしてもらい、そこから選出する、というような流れが多いかと思いますが、なぜhimalayaはそうしなかったのかを簡単にお話ししようと思います。

理由はいくつかあるのですが、最大の理由は「感謝を伝える企画にすることが大前提だったから」です。

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音声配信キャスターが急増する一方で、himalayaとしてキャスターのみなさんに十分なサポートや楽しみ方の提案がなかなかできなかった、という想いがずっとありました。そんな中でも、himalayaというプラットフォームを選んで音声配信を続けてくれたみなさんに、感謝の気持ちを届けたかったのです。

そして、感謝の気持ちを届けるのに、ユーザーに企画の音声投稿をさせて審査するのは違うだろうということで、運営の独断で選出する、という方法を取ることにしました。

これは今回のキャンペーンの方針であると同時に、投稿音声一発の出来のよさよりも、毎日の積み重ねこそをhimalayaは重視するし尊重する、というメッセージでもあります。

もちろん、今後投稿企画もやっていきますが、「積み重ねを尊重する」という想いはこれからも変わらないと思います。

この企画で得られたもの

今回の企画をとおしてあらためて感じたことは、「himalayaをつくっているのは、運営チームでも開発チームでもなく、ユーザーのみなさんである」ということです。

仕組みだけがあっても、コンテンツがなければ私たちのサービスは成り立ちません。その意味で、キャスターのみなさんが日々更新してくださる音声コンテンツは、himalayaというサービスの根幹でもあるのです。

今回50名のキャスターを選出するにあたって、実際かなりの数のチャンネルを見て、聴いて検討を重ねましたが、その中であらためてみなさんの力を感じることができました。

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サービスの提供側としてできることは、キャスターのみなさん、リスナーのみなさんにとって、より快適に、より楽しく使っていただける環境を整えていくことです。「〇〇が使いにくい」「××を改善してほしい」などのご意見、すべてに目をとおしております。今回の企画をとおして、よりよいサービスにしていこうという想いをチーム内でより強く共有できたことは大きな収穫となりました。

あらためて、50名に選ばれたみなさんも、惜しくも選から漏れてしまったみなさんも、いつもhimalayaで配信してくださり、本当にありがとうございます。

2021年のhimalayaはこうなる……!?

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最後に、2021年のhimalayaの展望を少しだけ。2020年もその兆しが見えていたように、2021年は音声市場がいっそう盛り上がっていくことは、ほぼ確実でしょう。

himalaya(喜马拉雅)は中国では一定以上の成功を収めていますが、日本ではまだ“音声の勝者”が不在です。この状況を打破し、日本でもより存在感を高めていくべく、以下のことに取り組んでいきたいと思っております。

1.LIVE配信機能の実装
2.より実用的な音声収益化の仕組みづくり
3.himalayaオリジナルコンテンツの拡充

その他、キャスター、リスナー双方にとってますます使いやすいサービスにしていくために、どんどん進化していきます。2021年のhimalayaに、ぜひご期待ください。本年も、himalayaをどうぞよろしくおねがいいたします。


himalaya公式サイト:https://www.himalaya.com/jp
himalaya公式Twitter:https://twitter.com/Himalaya_jp
シマラヤジャパン株式会社:https://jp.himalaya.com/

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