見出し画像

私自身のお休みと切ない時期を後で振り返ると・・・。

私、実は長期休みが好きではありませんでした。
まだまだ長期休みが魅力だった時代に教員になったというのに、顧問をしていた吹奏楽部がコンクールに残っていたり、補習がたくさんあって出なければいけなかったら良いのですが、帰省して、なんだかダラダラ適当にうちのことをしながら過ごすなんていうことがどうにも苦手でかなわなかったものでした。
結婚を控えた最後の夏休み、野球部が甲子園に出るわけでもなく、吹奏楽部がコンクールに残るわけでもなく、それなら両親や妹と穏やかに過ごしていればいいのに、それができるなら苦労しないわ・・・、というありさまでした。

しいたけ先生がお休みの効用を解説してくださっていました。

お休みは好きです。
だいたい家事が好きです。
だからひところ、7月ごろに急に時間ができるときがあって、もうその時は私はいそいそと毎朝起きるなり家事のスケジュールを綿密に立てて喜んで家事をしていたものでした。

でも、もっと切実に時間が空くことが定期的に起こりました。
教師というのは意外や意外、人間関係的にしんどい仕事でもあります。
私があまり競争意識がないところに、それにあまりマウント取るのも好きではないのですが、仕事を邪魔されるといきおい言わなくてもいいことを言い出すというありさまで、だから目立ちたくもない私が誰かの目に留まるということもしばしばありました。

だから仕事をお休みする、どこかに変わるということは定期的にあり、その都度疲れ切っていたり、お休みを虚しく思いながらも、どこかホッとしていることもあったのでした。
子どもたちは私が家にいることが嬉しい様子で、そんなときにはコートを縫ったりマフラーを編んであげたりしていました。いつもより手作りお菓子に工夫するとか・・・。
ガーデニングに励んでいたこともありました。

そして大抵、周りから見てどうであれ、私は次の職場は、まさかそんなことになるの!?というところに行ってみたり、あるいはとんでもなくその後の仕事に役立つことになる場所に行くことになり、結局そのお休みというのはステージアップするための大いなる充電期間であることが多かったのです。

まるで大丈夫、大丈夫。お前が働かなくてはならなくなるからさ・・・。

とでも言われているかのようでした。

未来は誰にもわかりません。
また、わからないからこそ楽しいとも言えます。

昔実現するのかどうかわからなかったことが次から次へと実現していく。それも意外にリアルに思い描いていたことが、現実になり、自分でも驚いたことがたくさんありました。

というか、今のところ、あまり実現していないことの方が少なくて、実は今もあることをしようかなあ・・・、と受験生が卒業するこの時期を思い切り狙って虎視眈々計画を練っているようなところがあります。
というのも、ここ数年、コロナ禍が始まる前から数年にわたって、あれこれあったプライベートでのことがちょっとずつ落ち着いてきたので、そろそろ本格的に仕事をするべきかなあ・・・、などとのんびりしたことを考えているのです。

周りがそんなの実現しない、と止めたこと、あるいは、笑い飛ばしたことはたいていすべて実現してきました。
それが私の場合、周りが笑おうが、呆れようがそんなことどうでもいいのです。私の内面が欲していることを丁寧に辿って行ったら、大抵やりたいこと、というより本心からやらねばならないことに行きつくのです。

それもふと、というのが多いのです。
ふと、ここで、とか、何となく懐かしい感じがする、という場所や、ああ、後何年すれば・・・、と漠然と思っている時期。そういう時期になすことが多くなります。本当にずっと先だと思っていたことが突然目の前にやって来るという感じ。

さてさてその時期が来ているのでしょうか?
それともそうではないのでしょうか?

これは数年前から考えていることですが、きちんと定期的にお休みをいただいた方がいいなとは考えています。
それに、ちょっと大きなお休みはここ長らくいただいていないので、ちょっと自分が本心から考えていることを確認するためにも、いただいてみた方がいいなと思っています。

しいたけさんの記事はいつも私のどこかにある本音を引き出してくれているようです。

今回は、自分の来し方を振り返り、さてさてどうしようかな?と考えるきっかけになってくれました。
以前、ちょっと違うという感覚をある先生に話したら、わかってもらえませんでした。
でも、最近、同じ分野のある人の話を聞いていると、

ああ、やっぱりそうだよなあ・・・。

と思えたのです。

何事にもビジョンがないとダメ。
ビジョンがないとしあわせになれないからダメ。

私はそのビジョンに向けて行動したいのです。
もともと思っていたこと。
その思っていたことを実現するために、一昨日、私はあるところに電話しました。
かつて実際に伺い、ご相談したことのある場所でした。
ご丁寧に実現に向けてのご指導をいただきました。

さてさて私は行動するのでしょうか?
というより、そのための時間を取ることができるのでしょうか?

私の持ち味がとんでもなく発揮できるような、役立つところ。
最初はそれをこそ目指していたのでした。いつの間にか違う方向に行っていたような気がするけれど。

そのために、そのことに実現のためにお休みすることも大事だなあ・・・、と考えているのです。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

もしもサポートしていただけましたら、そのお金は文章を書いて人の役に立つための経験に使います。よろしくお願いいたします。この文章はサポートについて何も知らなかった私に、知らないうちにサポートしてくださった方のおかげで書いています。