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ワンネス難民

なんつータイトルだ。でも朝こう浮かんだのだからしょうがない。

ずっとワンネスを感じたいと思っていた。今もそうかも。ワンネスとは、この世界に存在するもの全てひとつなんだと感じること、意識の反転。自分は神だったと思い出すこと、目に映るすべてのもの、植物でも、虫でも、動物でも、知らないおじさんでも、全ては自分。私はあなた、あなたは私。そんな感覚。

スピ好きな人ならよく聞く話。ワンネスを体験したら、今まで持っていた(握りしめていた)価値観が全てひっくり返るという。そして、自分の魂からの本音に忠実に生きることができるらしい。きっと、第六感も第七感も開花して、ハイヤーセルフである自分ともしっかり繋がり、霧が晴れたように目が醒めるんだろうな。みたいな憧れがある。

色んなリーダー達のワークとか聞いてると、大体が広大な宇宙と繋がって、みたいなイメージワークが多い。

私も御多分に漏れず、広大な宇宙をイメージしてやってた。

最近なんとなく気付いてきたけど、ハイヤーセルフに繋がるにしても、意識の反転を起こすにしても、かなり細かいというか、精妙なことなんじゃないかなって。

もちろん、生きていく上での世俗的な悩みに絡めとられていたら、思考や感情で相当荒いものになるだろうから、程遠いのは分かるけど、悩みなどをクリアしても多分まだ足りない。

シーンとした部屋でかすかな音を聞き逃さないみたいな、もしくは、綺麗な何もない部屋に0.5mmくらいのゴミを見つけるみたいなそんな細やかなエネルギーが求められる氣がする。

以前、心臓の病気で臨死体験した人のセッションを受けたことがあって、その時に言われたことが印象に残ってる。

「あちら」側の意識に行くには、針の穴を通るようなものだ、と。自分がエゴにまみれていたらもちろんのこと、何かが自分の意識にくっついていても連れて行けないと。連れて行けないというのは、例えば、私には大日如来が付いているんです、とか何かものすごい存在に見守られている、というような意識のこと。

そして、あちらの世界は、広大な宇宙の中にあるのではなく、自分の内側にあると。自分のすぐ近くにある。そしてその内側には、宇宙のようにイメージできるものではなく、何もないのだ、と。

これを聞いて目からウロコだった。

確かにそうだ。広大な宇宙をイメージするということは、自分の「外」に意識が向いている。それに、例え宇宙など、非日常的なものをイメージしていたとしても、イメージできている時点で物質化しているのではないか。それはもはや無意識領域ではなくて、意識領域。

ワンネス関係なくしても、答えは自分の中にしかない。外に意識が向いた時点で、比較、対立、ジャッジが生まれ、2極化の意識、分離の意識になる。

自分の意識は無意識も含め、折り畳まれて存在しているという。折り畳まれて見えない部分が無意識なのだろうか。

理論物理学者の保江邦夫先生も、目に見えない無意識部分、空間は自分のすぐ近くにあると言っていた。

ビールの泡に例えていたのが分かりやすかった。目に見えない無意識領域はビールの液体部分で、泡の部分は目に見える部分。

精妙なエネルギーに話を戻す。

精妙なエネルギーは、自分が穏やかな状態なのはもちろんのこと、ネガティブでもなければ、ポジティブでもない、中庸な意識状態がとても大事な氣がする。

楽しくて、興奮して、私の使命はこれだ!!的なハイテンションな上がり方も違う。

それに、今を生きている「自分」から意識の部分で離れる必要もある。

自分の名前、性別、背格好。自分達が「私」と思っているものも、ワンネスの観点から言えば、「他人」である。

この世の中で自覚している「自分」から離れるのはかなり大変。私も「自分」から離れたことがないんじゃないかな。

普段の生活で満たされてない思いがある場合は、まずそれを満たしてからじゃないと次のステージには多分進めない。エゴや欲をなくそうとするのではなく、存分に満たしてあげることで、次のステージに行ける。

ワンネスや、サイキック能力の開花、前世を思い出すとか、宇宙からの声を聞くとか、そういったものは全てその人の受け取るキャパシティの最大限のものしかやってこない。

だって、キャパ以上のものが来たら、受け入れられなくて、自分が壊れちゃう。肉体を脱ぐはめにもなるかもしれない。

だから、ゲームじゃないけど、一つずつ段階やステージをクリアしていくと、先に少しずつ進める仕組みなんだと思う。

私はまだまだエゴ満たしのレベルか。道のり長い。

でもやっぱり地球って楽しい(笑)




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