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どこまでが自分の仕事か

最近よく思うし、言われる。

「なんでも屋みたいだね。」

「そんな仕事まで、あなたの仕事なの?笑」


わたしの仕事はほんとに多岐にわたる。

自分でも自覚している。


ある日は経営分析をしたり、経営会議のために資料を作ったり、経営改善のための策を考えてる。

また別の日は、患者さんとピザ作ったりもするし、テラスの草むしりしたり、小麦を育てることもある。

スタッフとキャリアに関する面談することもあるし、新規採用面接もするし、採用説明会もする。

スタッフに食事を振る舞ってるかと思えば、理事長レクチャーの空間作りをしたり、イベントを企画することもある。


突発的な頼み事の窓口になることなんて、日常茶飯事

忘年会のオープニングMovieを撮影して!

外部から来客があるから対応して!

なんちゃらかんちゃらの日程調整して!


もう慣れた。だいたいのことは対応できる。

大変だし、バタバタするけど、なんとかなるし、なんとでもできる。


そこで大事なのは、<どこまでやるか>だ。

人並みに、誰でもできるくらいのクオリティーだったら、わたしじゃなくてもいい。

たとえば、理事長が職員向けにレクチャーするときに、軽食の準備を依頼された時。

・どんなシチュエーションで食べるものなのか

・誰が食べるものなのか

・何分くらいで食べられるものがいいのか

・購入するお店はどういう基準で選ぶか

・食べるものだけでいいのか


どんな気持ちで軽食の準備を依頼したのか、何を目的とした軽食なのかを考えながら、当日の準備をしている

そうすると、

手が汚れないものがいいかな、食べるときに音がしないものがいいかな、個包装のお菓子も準備しようかな、会場までの動線はどうしようか、お手拭きや紙皿やゴミ袋も必要だな、前回はこうしたから今回はこうしようと、紐づいていろいろと考えないといけないことが増えてくる。


大事なのは、想像力だと思ってる。

言われたことをそのままやればいいのではなく、何を意図した依頼なのか、どんな意味があるのか、依頼者が考えていないところまで想像して実現する。


これを繰り返していけば、あなたにお願いしたい、あなたに任せたいと思ってもらえる人材になれるのだと思う。


特別な能力はなくても、とびきりのセンスやスキルはなくても、想像しようとすることはできる。


なんでも屋で、上等だ

自分にしかできない仕事ってなにか、どこまでやるのが正解か、まだまだわからないけど、明日からも頑張ろうと思う。




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