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所澤神明社 〜縁結びの寺社めぐり〜

よく晴れた氣持ちのよい休日でした――。
そうだ、所沢へ行こう!

今回は日本航空文化発祥の地である埼玉県所沢市で、自然豊かな空間に鎮座する、所沢に根付く神社『所澤神明社』を参拝しました。

もちろん参拝もしたかったんですが、所沢には前々から行ってみたい場所があったのと。無性に食べたい物があったのと・・・。そちらのレポートはまた次回のnoteで書こうと思います!


所澤神明社

鳥居

❖ 所澤神明社 公式サイト

❖ 御由緒

日本武尊が天照大御神に祈られたことに由来します。

日本武尊が東夷征伐にあたり、当神社の付近である小手指原にさしかかり、ここで休憩したと伝えられます。所澤神明社はそのおり、日本武尊が天照大御神に祈られたことに因んで、土地の民が天照大御神を祀ったものといわれます。

所澤神明社は、所沢周辺に数多く残る日本武尊に関する伝説の中心的な存在でもあるわけです。

当神社は、文政九年(1826) に、火災に遭い社殿および別当寺であった真言宗花向院が焼失いたしました。それ以前の二度の火災とも併せて、このとき古記録と宝器のほとんどが失われたために、残念ながら正確な創立年は不詳となってしまいました。

しかし、現在も境内に残る老けやきは周囲一丈二尺、大樫は一丈三尺、喬杉は一丈二尺というように、何本もの大樹が堂々とそびえており、当神社がはるかな古よりつづく神社であることをしめしています。

文政の火災で総鎮守である神明社を失った氏子たちの愁いは大きく、直ちに再建にとりかかりました。当時の名工、中手妙王太郎の後見のもとに、社殿が造営されたと伝えられています。

明治二年に寺社を分離して花向院は廃寺、神明社が独立し、明治三十五年には現在の社殿が建立されました。また、昭和九年に県下随一の大きさを誇る総檜づくりの雄大な拝殿が完成。また末社も相殿として新築し、昭和九年に竣工したものです。

公式サイトより

❖ 御祭神

天照大御神
倉稲魂大神
大物主大神

❖ 手水舎

とってもステキな菊の花手水〜!
菊は桜と共に日本の国花ですが、わたし達の身近で菊と言うと弔事や仏壇にお供えする花だったり、少し畏まったイメージがありがちだと思うんだけど、個人的には縁のある菊理媛に使われる字であったり、菊花紋章であったりと、とても意味深い花だな〜と思います。ピンポンマムなんかはまるっとしたフォルムが可愛らしくて、飾ったり普段使いしても違和感ないしね。

❖ 拝殿

所澤神明社は関東の伊勢信仰の一端を担ってきた神社。武蔵の国のお伊勢さま。わたしも武蔵国在住ですけど、武蔵国って、東京都と埼玉県、そして神奈川県の一部を含むとっても広大な地域だったんですよね。わたしは現在の都道府県の名前よりも、昔の国の名前の方がかっこいいと思うし好きだなぁ。

❖ 末社

拝殿の左側には、八雲神社、天神社、琴平神社、水天宮などの末社が並んでいます。

❖ 飛行機の神社

飛行機の神社と呼ばれているのが、こちらの鳥船神社です。所沢で初飛行を達成してから百年を記念して創建されました。

鳥船(天鳥船)とは、神々が乗る船を神格化した神様。神話では、イザナギとイザナミの神生みの時に生まれた神であるとされています。他には、タケミカヅチと共に天鳥船が活躍したことにより国譲りが達成されたという話もあります。

航空安全、交通安全、そして人々の願いを鳥船に乗せて高天原に伝えてくださるという。

❖ 御朱印

御朱印をいただきました。
所澤神明社の御朱印帳は、航空文化発祥の地にちなんで飛行機のデザインなんですよー!飛行機のデザインは、ここと羽田神社、溝旗神社など全国でも数社しかないんじゃないかな。飛行機好きには嬉しいですね♡

❖ 最後に

新しく物事を始めたり、新天地へ引っ越したり、遠くへ旅に出たり、そんな風に『飛び立つ』という想いを持って参拝するのもいいかもしれませんね。
参拝後は、心身がかなりスッキリして力が湧いてくる感じがしました♪七五三の子ども達もたくさんいて可愛かった。次はここから近い場所にある航空公園にも行ってみたい。


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