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女優搗宮姫奈の世界一周コーヒーの旅 in トルコ 【前編】

自分自身でコーヒー屋を始めるにあり、世界一周コーヒーの旅をしてたくさん勉強してきました!
皆さんにも一緒に体験しているように感じて頂きたく、noteに残します😊

YouTubeもやっているのでよかったら☑️してみて下さい☺️▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


コーヒーを世界中に広げた国!?

今回訪れたのはトルコ🇹🇷

実はコーヒーが世界に広がっていったこととイスラム教には深〜い関係がある事を知っていますか?

その舞台であるトルコ(オスマン帝国)へ、コーヒーの起源を調査しに来ました!🥺☕️
砂から溢れ出すコーヒーがあるとも聞いたので、早速行ってきます!!!

①カフェ_マンダバトマズ 〜本場のトルココーヒーを!〜

さて、やってきました!トルコ!
到着して真っ先に訪れたのは、トルコのコーヒー通も通う人気店「Mandabatmaz」
大通りから、恐る恐る路地に入ったところに見つけました!

レジでコーヒーを注文して、席で待っていると、、、。
なんと!!!

ねこ!猫!NEKOOOO!#猫好き

実はここイスタンブールは、「猫の都」といわれるほど猫が街なかにたっっっくさんいるんです!
街を歩く人達もみんな猫に手を振ったり、撫でてあげたり、猫のためにご飯を外に設置している店舗も少なくありませんでした!

みんながここにご飯を入れていくんです😭🫶

それだけで、猫好きの私はもうトルコが大好きになっちゃいました!😂

、、、、つい取り乱しました、、、。
話をコーヒーに戻します🥺

最初に訪れたこのコーヒー屋のロゴを見てください!コーヒーの上に牛?が乗っています!

これは、トルココーヒーやエスプレッソの表層にできるクレマ(泡)が、牛が乗っても沈まないくらい濃厚であることを表しているみたいです!
このクレマが濃厚であればあるほど、そのコーヒーのクオリティが高いと言われています☕️

そんな話をしている間に、コーヒーが届きました!
今回頼んだのは、トルココーヒーカフェラテです!
それでは早速いただきます!☺️

おおおおおおお!
口の中にコーヒーの粉が!!!
じゃりじゃりだ!

それもそのはず、トルココーヒーはなんとコーヒーの粉が中に入っている状態で提供されるのが普通なんです!

なので、飲むときはコーヒーの粉が沈んだことを確認して上澄みをすするように飲むのがルールみたいです。

いやあ、びっくりしました笑😂それでは、改めて!
いただきます!

おお!美味しい!
エスプレッソとドリップコーヒーのちょうど間の濃さで、コーヒーをガツンと感じながらも飲みやすさがあります。

実は注文するときに、砂糖の量を聞かれたのですが今回は普通の量でお願いしてみました。

どうやら、トルココーヒーは砂糖を入れて飲むのが主流みたいです🧐
あと、これもレジで聞いたのですが、トルココーヒーは現地で「ターキッシュコーヒー」というみたいです。

いやあ、たくさん勉強になりますね。
最高のターキッシュコーヒーを飲んで元気をもらったので、ここから一気にトルコを紹介していきますよ!

②メフメッド エフェンディ〜人気のコーヒー粉を購入〜

続いてやってきたのは、ありとあらゆるスパイスが並ぶエジプシャン・バザールの中にある人気なコーヒー屋
メフメッド エフェンディ」です!

見てくださいこの行列!さすが人気店、、、。

みんなにも美味しいターキッシュコーヒーを飲んでもらうために、大きな覚悟を持って私は行列に並びました!!!

、、なんて気合いも虚しく(?)あれ?もうすぐレジだ、、、!
めちゃくちゃ速いスピードで進んでる

よくよく観察すると、店内では
コーヒーの粉を袋に詰める人
袋を更に包装する人
レジで会計をする人
お客さんに商品を渡す人
たちがそれぞれ完全分業で、めちゃくちゃ効率的に作業を行っていました。

そのきれいな作業もすごいですが、そこまで効率化しているにも関わらずずっと行列状態が維持されているこのお店の人気もすごいなと、、、。
まさに圧巻の光景でした。

③カフェ_シャルクカフヴェシ 〜コーヒーを広めた”スーフィー”〜

1日目最後にやってきたのは、カフェ「シャルクカフヴェシ」です!
このお店は、創業からすでに半世紀以上も続いている老舗のカフェです。
お店の中を見渡していると、人が踊っている様子の絵や人形がたくさんありました。

この踊っている彼らが、世界にコーヒーが広まるきっかけを作った人たち「スーフィー」です。
さて、ここで少しだけコーヒー歴史の旅へご案内します。

スーフィーはイスラム教の神秘主義と呼ばれる人達です。
彼らは、神アッラーと繋がるために一晩中踊り続けるという儀式を行っていました。
▼今でもこの儀式を受け継いでいる「メヴレヴィー教団
https://www.youtube.com/watch?v=1wlDDkfqE8k

しかし彼らも人間です。
この儀式を行う者たちにとって睡魔との戦いは大きな課題となっていました。
そんなときに、目をつけたのが”コーヒー”なんです!
コーヒーの覚醒効果が、このスーフィー達を助けました。
さらに断食が存在するイスラム教徒にとってカフェインによって空腹さえも妨げてくれるコーヒーはまさに神秘的な飲み物だったのです。
コーヒーはスーフィーの間で爆発的な広がりを見せました。

しかし、このコーヒー、、、
イスラム教全体には広まりませんでした
その理由には諸説ありますが、その一つを紹介させてください。

覚醒効果のあるコーヒーは、人々の議論の場を「バー」から「カフェ」へ移動させました。

酔っ払わずにみんなが議論をすることができるようになり、民衆の団結力はより強固なものになっていきます。

その当時、主な議論の内容は政治であり民衆の政治批判が多く行われるこのカフェを当時のオスマン帝国は許しませんでした

カフェを撲滅させたいオスマン帝国は、
コーヒーはコーラン(イスラム教の聖典)で禁止されている
炭を口にすることはイスラム教の教えに反している

などとして、一時期コーヒー、カフェ、さらにはその中心にいるスーフィー達を強力に弾圧しますが、
それを上回る民衆のカフェ(コーヒー)支持によって、長い時を経てコーヒー、カフェはオスマン帝国に普及していきました。

ヨーロッパとアジアの貿易を結ぶ重要な場所であったイスタンブールで、コーヒー、カフェが流行ったことをきっかけにヨーロッパへとコーヒーが広まっていくのですが、
それはまたヨーロッパ各国編でお話させてください☺️

たくさんのスーフィーとコーヒーに別れを告げ、トルコ初日が終了しました。
ついに明日は、砂から溢れてくるというターキッシュコーヒーを作っている現場を調査してきます!

終わりに

はい!
いかがでしたでしょうか😊
トルコは、コーヒーが世界に広まる上でとても重要な土地であったことが皆さんにお伝えできていれば幸いです!

前回のラオスに引き続き、トルコの話も長くなりそうなので後編に行こうと思います!

YouTubeでも世界一周コーヒーの旅の様子をupしているので、ぜひ覗いてみてください!
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それでは皆さん。
また、トルコ編後編で!バイバイ!!!



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