Stage LARPの期間からさんざん言ってたお泊まりLARPのお話です。
LARPと呼べるものになるかはわからないのですが、旅行×体験コンテンツの企画会議が始まっています。

旅行×体験というと、野外アクティビティとかを想像しますがそこは舞台裏。演じるスキルと妄想力を駆使して、一つの世界を作ってしまおうぜ！！という企画です。

旅行しにくいからこそ、近場で楽しい体験を

昨今の情勢にて、遠出がしにくくなっています。
旅行に行くか行かないかは別にして「旅行に行きたい」という感情は多くの方にあるのではないでしょうか？

けれど遠出は様々な観点からしにくい……。でも非日常体験をしたい……！！と、私は思っています。

私たちは、演じるというスキルを使ったコンテンツクリエイター集団になろうとしています。昨今イマーシブシアターの人気がメキメキと上がっていますが、もうちょっとシームレスに異世界に踏み込むような非日常体験を作り出せたらなって思っています。

泊まれる演劇のミッドナイトモーテルに行ったのですが、もうあれは最高でしたね！！！受付の瞬間から世界が始まる！！！シームレス！！！
尊敬する作品の一つで、かなり参考にしています。
私たちが作り出すのはもう少しファンタジーに寄りそうだなという予感がしていて（妄想の方向性がファンタジーなので）、パラレルワールド的なやつとか素敵ね！！って思っています。

泊まれる演劇、今キャスト募集しているからご興味のある方はぜひ！！！

絶対採用されない香りがしたので書くのですが、小人が住んでる旅館で小人のお手伝いをするみたいな案がありました。
小人に「角砂糖ちょうだい！」って言われたら角砂糖持っていきますよね！？貢ぎたくなりますよね！？みたいな妄想話です。社員からは「思考がジ◯リなんよ」と言われてしまいました。オリジナルコンテンツにしますごめんなさい。

世界観の土台を作った後に、きっと様々な方にご相談と打診の連絡がいくかと思いますが、社内で2年構想になっているので（資金難……）もうしばらくお待ちください。

個人的にはバーニングマンフェスティバルみたいなことやりたい。
参考記事は、同じコワーキングスペースに入居しているTABIPPOさんのものです。

楽しみ方の選択肢を提供したい

唐突ですがディズニーランドとシーの話をします。
私は隠れミッキーを探すのが好きで、アトラクションに乗るよりもショーを観るよりも隠れミッキーを見つけるとトキメキます。隠れミッキーを探したいが為にショップの袋を全サイズ揃えたりします。

ディズニーの楽しみ方は人それぞれですよね。王道のアトラクションを楽しむ、ショーを観る、グリーディング、食事、隠れミッキー、景色を見る……。
おそらく人ごとに楽しみ方は違うでしょう。それができるのがディズニーなんです。隠れミッキーを永遠と探していても認められるのがディズニー。

「楽しみ方の選択肢」を提供するのは、多くの人がカスタマイズして最大限楽しむことができるということだと思うのです。このカスタマイズってのが大切だと思っていて。
それぞれの楽しみたいポイントを柔軟にカスタマイズして楽しめる体験、というのを私も目指したいと思っているのです。

旅行×体験に絞ると、宿の中でゆっくりしてもいいし、積極的に何かを探してみてもいいし、スタッフと話してもいいし……とにかくたくさんの楽しみ方ができて、それぞれが満足できるものを目指していきたいと思っています。

「体験する」難易度が高くなってきている

現代は多くの情報に溢れています。スマホを開けば湯水のように情報が流れてその中から興味のあることを一瞬で選択して摂取している私たちは、体験への可処分時間が少なくなっていると感じます。
もちろん、インターネット上での体験は増えています。
VRが流行ってきたり、TikTokを見ればいくらでも流れてくるし、Tittwrもタイムラインが活発。
けれど、リアルな場の体験は2020年から失われ続けています。
これは仕方のないことだし、無理に動いて危険なことになってしまったら本末転倒です。ただ、リアルの場での体験が少なくなったよねって。これは修学旅行とか体育祭とかも同じで、経験できる場所が少なくなっている。これは致し方ないけれど演劇というリアルイベントをやっている身にはぐぬぬとくるものがあるのです……。

だからこそ、私たちはなるべく安全な方法で少しでも体験を、非日常に近いものを提供できるようになりたいと思っています。

強く生きよう。