2019年のエリザベート観劇　6回行ったのですが、その時の感想を今更書いておこうかなと、当時SNS等で呟いていた感想をもとに書いてみます。2020年のエリザベートもチケットは取ってたんですけど、中止で無くなっちゃいましたので…余計に2019年に全力出しておいて良かったと思ってます。

2019年の東宝エリザべートは私は初見でした。

当時見たことがあるのは宝塚の宙組のエリザベート（ライブ中継）と月組のエリザベートでした。あとは城田優さんがトートをやっている東宝エリザベートのDVDは持ってます。生で東宝版を見るのが初めてでした！

音源は当時、宝塚版のアルバムしか持っていませんでした。私が一番好きな歌い方は姿月あさとさんのトート閣下です。シャウトの部分とか好きです！

さて、2019年エリザベート公演初日。

グッズを買うのにも全力を出したい

そう思った私は、会社が終わった後に即行で帝劇へ行き、エリザグッズを買うことに。

どうしても折りたたみ傘が欲しかったのです。

これで顔隠しながら早歩きで8時間歩いてみたらどうなるんだろうと思いつつ、やる気はありません。

ミルクはどこに行った〜あるところにはあーるさ〜って歌いながらミルク風呂入りたいから入浴剤も欲しい。トートバッグも欲しい。ポーチはゴージャス過ぎていつ使うんだよってなりそうだけど可愛い。

そして、チケットはないけれどグッズ買うためだけに帝劇へ行ったエリザ初日。

なんとロビーにリーヴァイ氏が！！！！！！

サイン会外れたけれどまさかエリザベートを作曲されたご本人をこんな間近で拝見できるとは！嬉しすぎてテンション上がってMAXに！めちゃ囲まれてました、リーヴァイ氏。

リーヴァイ氏を見送った後、1個だけチャーム買った結果ルドルフ！

ジャニオタで京本くん好きな妹が、ルドルフをクレクレと煩かったけれど、ルドルフの色が1番可愛いくて好きなのでダブったらあげるよ、と言いました。（その後も観劇のたびにチャームを買いましたがルドルフはでませんでした）

チャームはルドルフが1番人気でレートが高かったです。 京本くんファンがみんな欲しがっていたんですよね。私は子ルド狙いでしたがでませんでした！

エリザベートのトートバッグも購入。とても使いやすいスッキリしたサイズで、プログラムがピッタリ入るのが良いです。持ち手は長いから肩にかけれるしボタンも付いてて良い。

エリザベートのグッズのミルク入浴剤も購入。きちんと成分にスキムミルク入ってるの偉い！しかし、後日、実際使ったらあんまりミルク感がなく、白くならなくてちょっとがっかりｗ

最初ちょっとしゅわしゅわ泡でてきたものの、泡はすぐに消え、色は少し濁る程度でミルクじゃない。香りも特にしないような…？白く濁って欲しかった！

エリザベートのグッズの折り畳み傘も2500円にしては上出来！色はネイビーにしました。日傘としても使えるし、雨の日も使えるタイプ。
エリザベートの月組公演でも傘は売ってたけれど、4800円と高かったため、今回の東宝エリザベートの傘は、お手頃なお値段で嬉しかったです。

そんな感じでグッズをいっぱい買って満足して家路につきました。初日はね、当然チケット持ってなかったんですよ！でも寝れなくて、エリザベートの初日の感想を検索しては読んでました。

2019年エリザベートのチケットは京本回が本当に取るの大変でした！ 妹に聞いたらジャニーズ枠は無かったとのこと。私は京本回は2枚取っていて、1枚めちゃくちゃ神席（どセンター1桁列めちゃ前）を妹に譲りました。（その後あまりに京本ルドが良すぎて1枚京本回を追加しました） 

あの神席で自分が見たいわ！と思ったけれど、前に宝塚の超神席を譲ってくれたので……これで義理は果たした。自分の京本回は1番後ろでしたが、他のチケットで良席はもちろん確保済み。

そして6月11日ソワレ。my初日。

 東宝のエリザベートを生で見たいと思ってから3年待ってようやく生で見れました！

愛井回を見たのだけれど、とにかく凄かった。

トート閣下が格好良すぎるし、歌が上手すぎてやばい。

井上芳雄、上手すぎてやばい。

とにかく井上芳雄さんのトート閣下が最高すぎて衝撃を受けました。

井上トート閣下はプレッシャーが半端ない。歌が上手すぎるのもあるんですけど「死」と言う存在感が凄い。圧力感じる…人外の存在ですよね。

井上トート閣下が歌うと空気が変わる。

何者なんだろうあの方。少なくともあの舞台の上では人間とは感じなかったですね。CD音源で聞くのとは全然違う生の歌に感動しました。あれは生で聞いたほうが良いです。死ぬまでに一度は聞いたほうが良い。

井上トート閣下で面白いなと思ったのが医者に変装しているところ。声色も変えていらっしゃって割とガチな変装でした。ばっと服を脱いで正体現す所のギャップが面白かったですね！

宝塚版だとあそこのシーンは、そんなイケメンすぎる医者…トート閣下変装する気あるんかい？ バレバレですがな……みたいな感じ。

愛希シシィも歌が上手くて好きです。 愛希シシィは本当に歌も上手かったし、芯はしっかりしてて強そうな演技とかも良い。歌も演技も最高に良かったのです！

特に少女時代のシシィの演技が素晴らしかったですね。愛希さんは月組エリザベートの時よりうまいなあと思いつつ聞いておりました。

平方さんは他のミュージカルで生で見たことはありましたが、イケメンなので楽しみにしていたけれど、やはりイケメンで満足でした！

そして宝塚版と比べて東宝エリザベートでちょっと物足りなさを感じたのがルキーニのアドリブ。

東宝エリザベートのルキーニは、客席いじりをあまりしないんですね。 宝塚版のルキーニは、いつもアドリブすごいので、あっさりなのが若干物足りないです。宝塚版だと誰々さんが来てるとかいいだして、その来ていた方の公演の宣伝が始まったりとかもありましたｗ

あと宝塚版のエリザベートでは言ってなかったんですが、東宝エリザベートだとマダム・ヴォルフのとこのナンバーワンの女性、職業病持ちだって言ってますね。しっかりと性病持ってるって言っちゃうのかとびっくり。シシィがフランス病(梅毒)診察されるところも性的な接触で感染みたいなこと言ってましたね。

アンサンブルはウィーンのカフェでハンガリーの革命家たちが歌うシーンが結構好きなのですが、ここの「退屈しのぎ」の歌は東宝版のエリザベートの方が好きですね。

眠れる市民を起こして　帝国政府を倒そう♪

の所好き。

初見だったのもあり、井上トート閣下が良すぎてあんまり細かいところは見れず、 ひたすらトート閣下追ってたら終わってました… 。

あと面白いなと思ったのは、笑っちゃいけないと思うんですが、ルドルフの棺からニョキッとトート閣下が現れるとこ！

そんなとこから出てこなくてもーって思うw進出鬼没に現れるトート閣下は好きですが。医者の扮装からのばっと服脱いで正体現すところもすごく好きですが。宝塚版の方だとタンスの中からトート閣下出てきたりするのも好きです！

ここまでが初見の感想。

そして6/16　マチネ　愛井京本回。

2回目のエリザベートの感想。

この日、初めて京本ルドルフを見ました。妹が京本君を絶賛する理由がわかりました。 京本くん、イケメンな上に演技もダンスも歌も最高。 気品もあって、ルドルフを演じてるって言うよりルドルフそのものでした。

京本大我はルドルフ。解釈完全一致のルドルフ。

私はジャニーズは良く知らないので、前もってSixTONES（因みに京本くんとジェシーくんしか覚えてないです）の公式の動画など見て彼がどんな歌を歌うのか予習しましたが、歌い方全然違いますやん！！！

エリザベートのルドルフとしての京本君、歌上手くない？

 絶対ルドルフ役の時の方が上手いって！髪型もルドルフの方が好きです。写真で見るより生で見る方がイケメン。※個人の感想です

京本ルドルフはシシィの手が離れた瞬間の絶望感とか、顔が見えなかったけど伝わってきました（角度的に見づらかったのが残念）。

歌や演技もいいけれど、ダンスにキレがあって綺麗。リフトされてるところも綺麗。 縦に一回転？かな くるっと回ってるとことか。流石、慣れていらっしゃる…

ジャニーズでもリフトはかなりあるとのこと　※ジャニーズ通の妹情報です

闇が広がるの「立ち上がれよ 王座に座るんだ」「王座〜♪」の後のルドルフは意志の強さみたいなものを感じさせつつも、儚い感じというか幸薄そうで、死亡フラグ立ってるのが初見でもわかってしまうところが好きです。

そして、初めて成河さんのルキーニを見たのですが、動きがコミカルなところもあったり、可愛いし上手い！

山崎さんのルキーニはイケメンで、歌も上手いし、これはこれで完成されていて良いとは思うのですが、ちょっと余裕すぎてイケメンすぎるのか、物足りないって思ってたところがあったんです。成河ルキーニだと突き抜けてやってくれて大満足！このあたりは個人の好みの問題ですかね。

成河さんのルキーニは、憎めない感じがあり、振り幅があって面白いなと見ていて思いました。特に高音声量出して歌うところ結構好き（突き抜けてやってくれたというのはこの部分のこと）です！

 お見合いのシーンで暑いからと上着パタパタしてるのも可愛かったです。アンサンブルの人も一緒にパタパタさせてましたw　それから、イタリア語の巻き舌発音のRがとてもうまい！

田代フランツは最初より後半の歳とってからのシーンがどれも上手いし歌も最高ですね！ 前半のシシィと会ったばかりの頃は平方フランツの方が好きかもです。どっちも良い！

井上トート閣下はこの日も歌が最高すぎてやばい！ 

最後のダンスが本当に最高すぎ 。

この日は位置的にキスシーンが良く見えたのも良かったです。

井上トート閣下はマントの使い方も上手いです。マントさばきが良いというか。シシィを銃で撃った後のエルマーを見えないよう、かばうようにマントで隠してあげてるトート閣下に萌えます。

アンサンブルの歌は、やっぱり退屈しのぎが好きなのでエルマーたちに注目してしまう。他はミルクの歌とかも結構好きな歌。

愛希シシィは本当に歌がうまい！ 最初の方のパパみたいになりたい〜の歌で泣きそうになってしまいました。 昔は無邪気で楽しそうだったのに……って込み上げてきちゃいましたね...エリザベートのこのシーンで泣きそうになったのは初めてです。

夜のボートの歌とてもいいと思うのですが、いつもあの曲の部分が眠くなっってしまう……私だけ？

次は6月23日マチネの感想です。初見の友人と観劇。手持ちの中で一番いい席でした。花總さんのエリザベートを生で聞けました！席は上手サイド前方。

チャームはトート閣下！

平方フランツと花總シシィの出会ったばかりの頃の甘い場面、全部良かったです。二幕は田代フランツの方が迫力があって好きなのですが、 平方フランツの演技は好きなところが多くて。

特に好きなのは最後のダンスの後に、シシィがフランツに抱きつく時。フランツが驚いて心配している表情から、少し嬉しそうな表情浮かべて抱きしめた後、たしなめるところが好きなんですよ。二人の身長差も好きです！

平方フランツの二幕は本当に可哀想になっちゃうんですよね……甘い感じの二人が良かっただけに……

剣ゾフィーの死ぬところのソロのゾフィーの死が良かった……やはりキャストによって解釈が違って歌い方も変わるのが面白いですね。

花總シシィは晩年のシシィの安定感と言うか、シシィにしか見えない。オーラがあるというか、高貴な感じがありますよね。

次は7月3日ソワレ。花古回。通路席。

古川トート閣下初見。 医者に扮してたところのベッドの上に乗るとき、シュタッと格好良く飛び乗ってました。両足でジャンプして乗る感じです。足が長いからできる業か。

古川トートの最後のダンスの「最後のダンスは　俺のもの～」入りのタイミングが微妙に半拍？ずれて遅れて歌いだすのが間違ってるのかと思ってしまいましたが、アレンジっぽいですね。（他の公演の古川回でも同じように歌っていたので）

私は最後のダンス好きなので、なんだかあの歌い方が気になってしまって、普通に井上トートと同じタイミングで歌ってほしいと思いました。

歌はやっぱり井上トートが好きすぎて少し物足りない感じもありましたが、古川トートはビジュアルが良く、イケメンなのが良いですね。

トート閣下が火を消す時、井上さんは手で被せて消すけれど、古川さんは吹いて消したからそう言うとこも違って面白いと思いました。マントで革命派貴族のエルマーたち庇う時も結構違いますね！

古川トートを聞いて思ったのが、古川トートの方が少し人間ぽい感じがするかなと。井上トートは死そのものって感じがあるというか、最後のダンスとか歌うところの圧が違うというか、井上トートの方が良くわからないプレッシャーがありますね。歌は完全に井上トートの方が好きです。

涼風さんのゾフィーは迫力があって上手くて好きです。

ゾフィーもキャストによって全然違うのが面白いですよね。涼風さんは剣拾ってルドルフに渡す時、普通に渡してましたけど、他のキャストの時、剣の持つ部分の砂払うようにしてから渡してたりと、細かいところの演技も違って人により解釈が全然違うのが良いです。

木村ルドルフは少しリフトされるところが大変そうに見えました。京本ルドルフの方が、リフトされて縦に一回転するとき、足が綺麗に伸びていてそこまで綺麗にできるのかとびっくりしたんですよね。 木村くんはがっちりしてるし、背も高いから少しやりにくいのかも？京本君はジャニーズでも同じようなことをしていたり、初めてのルドルフではないので慣れてるんでしょうね。

木村ルドルフは、ずっと苦しそうで、王座～の部分はやる気出る感じになってる気がします。あんまり死にそうに見えないので革命が成功してしまいそう……カリスマ性ありすぎないですか？かっこいいし……木村君は今後別の舞台で違う役も見て見たいですね。

古川トートとのキスシーンも普通に男女のようにぶちゅっと勢いがありましたｗ儚げな京本ルドルフとは対極的だと感じました。演技は悪くないと思うのですが、ルドルフの解釈が熱血っぽい感じありますね。

7/11 ソワレ　花井田京山回

京本くんのルドルフが良すぎたので京本回を追加で行くことにしたこの回。

2回席でしたがセンターブロックで見やすくて譲ってもらって本当にありがたかったです！

どうしても追加で見に行きたくて、オケピで貼りついて探したていう…30秒以内に返信しないとだめな世界でしたね…

シシィから手を離されるところの京本ルドルフ、絶望感あっていい！京本くんは苦しそうなだけじゃなくって他の感情ものせて、「王座」のところの表情とか感情表現一瞬で変わる感じがね、上手いと思います。本当に表情とか演技がルドルフですよね。解釈の一致最高！

京本君は声もいいし、ダンスも上手いのが良いですね。アンサンブルの時のダンスも上手い！

7/13　ソワレ　花古回

my楽は花古回。特に感想はつぶやいてなかったのでここまで！

今更感想を書いてもなと思いつつ、今年エリザベートがなくなってしまったので書いておこうと思いました。

ここまで長々とありがとうございました！