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インボイス制度って個人事業主にはどう?

東北の田舎で暮らす40代女子、ひなです。
自己紹介はこちらをご覧ください。

最近耳にするインボイス、パラレルワーカーとして個人事業主を目指している私には気になるワードですが、難しそうなので・・
知り合いの会計士さんに連絡したら、ちょうどインボイスについてのセミナーを開催するということで潜入してきました。

「小規模の個人事業主には辛いな」というのが、セミナーを聞いて率直な感想です。
セミナーの内容は、インボイス制度についての触りという内容で、分かりやすかったです。
インボイス制度は、ざっくりとは登録番号を請求書に記載することで、的確請求書(インボイス)になるため、適用税率、消費税などをかけていいって内容です。
登録番号:適格請求書発行事業者として税務署に登録することで発行される番号

課税事業者でなければ、適格請求書発行事業者にならなくてもイイかな〜と思いますが、デメリットはお客様の企業がインボイスな請求書でなくてもいい=個人事業主で消費税がない事を理由に断られるあたりでしょうか。

免税事業者はインボイス発行事業者になるメリット、デメリットを理解して進めることが重要だと思います。

取引先の理解が重要
発注者側の経理処理が煩雑になり、仕入税額控除できず納税額が大きくなる可能性もあります。

免税事業者がインボイス発行事業者になると、消費税課税事業者にならなければいけないため、慎重な判断が必要だと感じます。

緩和措置も令和11年10月1日まであり、全額仕入控除はできないが一定の控除は当面可能です。

新しい制度や言葉は聞き慣れないこともあり、惑わされることもありますが、理解納得できてから進めるようにしたいものです。

追記

知り合いの会社経営者と、インボイスについて話した際に、「インボイス発行事業者とインボイス未発行者が同じサービスだったら、インボイス発行事業者を選ぶ」と、言っていました。
経理上、インボイス発行事業者の方が手間がかからない、インボイス発行事業者でないと税金支払いが多くなるのが理由です。
単純に、課税事業者に満たない売上で一人で行う事業者には、選ばれるチャンスが減る辛い話だと改めて突きつけられました。

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