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NPOの社会活動とは何なのかとかそんな話

こんばんは。

社会起業家の五嶋耀祥(ごしまひな)です。

社会起業家って何だよってとこからでしょ〜か。

社会的起業とは、社会課題を解決するために起業することで。

そのために起業した人のことを社会起業家と言います。

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んで、NPOなの?って言われると、非営利活動のことをNPO(Non-Profit Organization)と呼びますので、NPO法人ではなくてもNPOを名乗れます。

私の創立したNPO北海道ネウボラというのは、札幌市の任意団体としての市民活動団体ですので、NPO法人では無いのです。団体名としての固有名詞としてNPOを使っているのですが、よくNPO法人と実際に報道されてしまったり、記事に掲載されてしまったりすることもあって困ってしまったりもします。

NPO法人は、法人格を有するNPOについての属性でもありますため、「NPO法人」というのは、「株式会社」「合同会社」「財団法人」「一般社団法人」などのような法人格の呼称の一つなのです。

そのあたりについても、もう少し記者やメディアの皆さんや市民の皆さんに知っていて欲しいなぁと思ったりもするところです。

さて、ちょっと戻ってNPOとは非営利活動のことであると申し上げましたが、ここでいう営利とは、「株主や出資者に対して利益を分配しない」ということです。

なので、利益を出してはいけないというわけではありません。

簡単にいうと、「収益が出たからといってボーナスを出してはいけない」というくらいのお話なのです。

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完全原価で活動して無報酬であることが良いことなわけがありません。

頭脳労働もしてますし、事務仕事もしてますし、広報等発信活動も、現場での活動や訪問に出動しての活動だってあるわけです。

利益はもちろん出して雇用や活動の拡充に当ててもいいし、役員の実際の稼働のための人件費にあてたっていいわけです。

好き好んで営利を出していないわけでは無いんですよね。

勝手にボランティアだから何でも無料でやってもらえるというような考えでお問い合わせくださる行政や組織、企業の方もたくさんいますが、正直迷惑です。

そちらはちゃんと雇用されてお金をもらってる立場方達なのですから、私たち以上に福祉について頭を使ってよく考えてこういう課題を解決していかなければならない立場だと思いますし、そこに手が届かないサービスを作り出し、実際に活動する私たちに謝礼を支払う前提でそのサービスを依頼するのが然るべきだと思います。

そのサービスが行政として整っていない、適切な物が無いための隙間産業がNPOによる福祉事業だと思っていただいてほぼ間違いないと考えていますが、そのような無礼なご対応が多いことに対しては、自分の関わるお仕事の立場というものと自分のなさっているお仕事の重大さというものをもっとよく考えるべきだし、組織としてそういった教育をもっともっとしていくべきであろうと思います。

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私たちだってできれば利益を出したい。

でも福祉というのは残念ながらこのようにお金にならない業界なのです。

自分たちのビジネスがうまくいけばいい、という考え方で無いからです。

みんなが幸福であるためにどうしたら良いか?

が一番初めにあるから社会課題解決につながる活動をデザインできるのです。

それをどう、継続するか?という考え方が社会的起業という考え方にたどり着くわけです。

必要なサービスなのに、継続できない、誰もやる人がいない、ということになってしまうと、残念ながらそのボランティア活動はいくら良いものであっても消滅してしまいます。

そんなわけで、合同会社と一般社団法人を設立しました。

これで私は社会起業家となったわけですね!

といったところで、しょっぱなから、小難しい話になってしまいましたので、今日はとりあえずこの辺で〜。

皆さんに少しでも、この「社会的起業」という考え方が伝わりますように^^

今日もお読みいただきありがとうございました!

明日も祝日楽しいお休みになりますように〜。

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