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五嶋耀祥という生き方。

SNSの五嶋はこわい。

という印象があるようです。

会ってみたらりらっくまだった。

会ってみたらすみっこぐらしだった。

会ってみたらなに?!この、すごい器の大きさ!

会ってみたら小さかった。

会ってみたらすごい包容力。

そんな感想を多々いただきます(〃w〃)

WAN(ウィメンズアクションネットワーク)というサイトでながらくエッセイを執筆させていただいているのですが、代表はあの上野千鶴子さんなのです。

私は札幌でのWANのイベントの実行委員でお手伝いした時に初めて上野先生にお会いした時、そのオーラに比べた華奢なお体に実は大変驚いたものです!

ネットやテレビでのあのパワフルさとは裏腹に?!

と、冒頭に書いたような私と対面しての感想に、うーん、きっとあんな感覚かな~という気分になります。(注:上野先生ほどのオーラがあるとはいいませぬwww察してw)

私が自称している、【ただの主婦】とか【ただのおばさん】というフレーズに違和感がある方もいるようなんですが。

自分自身ではその認識なんですよね(〃w〃)(汗

そもそもの自己肯定感が低くて、自分のことをすごいと思った事って、ほとんどないまま35歳になりました。

35歳の時にガタガタと自分が変わりはじめたんですよね。

そして、この活動を続ける5年間、今年で足掛け6年目になりますが。

それでもやっぱり、自分がすごいとは思っていませんでした。

そもそも、鈍くて、鈍感なタイプなのに繊細さんなので恐らく人から見るとめんどくさい空気読めないタイプです。

そんな自分がきらいできらいで。

自分を出さないように出さないように生きていたこの41年の私の人生です。

そして、この5年間成し遂げてきたこと・様々な実績については、作業量が多いとか、工程としてみると労力として大変ではあったけれど、そんなにすごいことをしてきたと自分では思ってなかったのです。

自分でやろうと思えばできる範囲のことだったから。

ここまでの5年間でやってきたことは自分では普通にできることの範囲だったのです。

しかしながら、社会活動という大きなことを成そうということ、特にネウボラという非営利な活動の継続性を考えた時、【自分の能力で普通にできることをやる】という範囲から飛び超えるという必要が出てきました。

それが正に今なのだと思います。

本当はNPO北海道ネウボラだけで完結できることだと思っていましたが、福祉のお仕事というのはその価値がなかなか認められるわけでなく、また、行政がそもそもの自分たちが整えるべきはず制度や施策への理解も浅く、私たちの望む関東や他都市でのネウボラ事例ような行政施策が北海道や札幌市ではここ何年もほとんどと言っていいほど実現していません。

なので、行政機関への働きかけも必要ですので、どうしてもSNSでは声だかになります。

なぜかというと、この5年間、私の発信してきた様々なことが恐らく色々な形で国や北海道、札幌市に関わる様々な人の見識となり、その声が伝わり、色々な部分で社会変化を促してきたと自分自身では認識しています。

誰がどのようにということははっきりとはいいがたいものなのでそれを成果と皆さんに見せることは難しいのですが、私しか主張していなかったはずのことが不思議とみるみる伝わっていったりしていたここまでの過程がありました。

いよいよ、様々な実績もできて、多くの皆さまから一目おいていただけるような存在にはなれましたので(このあたりも遅い!と言われるかも、鈍いので・・・)、怖い!と思われるのはそろそろ卒業したいところですね。

というわけで、【ただの主婦】卒業宣言をこの間Facebookでさせてもらいました(www

このあたりの事を書くと長くなるのでまたの機会に委ねようと思いますが、さて、話をもどして・・・なぜ、今か?というところに戻りますが。

いよいよ、今年になり、北海道で展開するネウボラという取り組みを継続するための会社2つ目を作りました。

リーダーシップを求められる立場になりました。

マネジメントと経営が今の主な仕事になってしまいました。

【自分の能力で普通にできることをやる】という範囲から飛び超えるこのお仕事。

そもそもコミュ障でお友達もいない残念な人が五嶋さんなので、人と関わり、組織をマネジメントすること、人脈を駆使してお金を得ていくという経営が主なお仕事になっている今は本当に大きなハードルを越えたという実感がありすぎです。

初めて開催した私の大きな実績の一つでもある北海道ネウボラシンポジウムは札幌でも指折りの大きな会場であるかでるホール。ただの主婦が大きなステージの壇上でスピーチするという大変な出来事でしたが、【自分の能力で普通にできることをやる】という範囲のことでしたもので、やり遂げたあとも自分がすごいとは思っていませんでした(;w;)

ずっと、非正規雇用だったので、自分の脳力がないからその身分なのだと思っていました。

そのため、いろんな努力をしてきました。

努力しすぎた結果がまだまだ努力を求められる人生を送っていますwww

自分のやりたいことをやり抜くためにはこんなにも努力が必要なのですが、これまでの閉塞した自分でない自分を演じ続ける人生から抜け出した今は最高に幸せなのです。

自分を磨けば磨くほど、その能力には磨きがかかり、あらゆる非正規雇用の求められるスキルを貫きすぎて、あっという間に極めてしまいます。

なのに、時給は横並び、スキルが上がりすぎて早く終わったとしても退勤時間まで在籍していないといけないのですよね。

仕事は終わっていて、子どもの所要があるからと早退すると賃金はカットされるという不思議な現象がどこでも起こりました。

それでもなお、自己肯定感がどん底にあった私には、それで仕方ないことなのだと諦めて生きていました。

なので、この過程においては本当に、自分はすごいと思う事もなく、紛れもなく普通の主婦なのであると認識していたのです。

そもそも、ひとり親家庭出身。なんの恵まれた身分もありません。

高専の専攻科に社会人入学してめでたく論文も試験も突破し卒業したので、大卒と同じ並びの学士を持ってはいますが、社会にそんなニッチな学歴は理解してもらえませんでした。

電子生産システム工学という、当時2003年時代の最先端技術を学び、自己研さんを積み、学歴を得、札幌に移住し新卒として正社員の社内SEという職に再就職するという、他の人からみると輝かしい経歴なのかもしれませんが、結婚・妊娠・出産・子育てという大きな壁が立ちはだかり、私の正社員への再就職・エンジニアとして学んだスキルを活かして働きたいという希望をすべて奪い取られてしまいました。

この記事を読んでいる、まだ結婚・妊娠・出産・子育てを体験していない皆さんは、私の人生はどのようにその目に映るのでしょうか。

また、私と同じように結婚・妊娠・出産・子育てを体験した皆さんにとってはどのようにその目に映るのでしょうか。

昨年のコロナ禍でとんでもない実績をめきめき積み上げてきました。

今年はますます突き抜けていきそう。

五嶋耀祥という生き方。

皆さんにはどのように見えますか?

これから日ごろ丁寧にお伝えできていないことを皆さんに知っていただけるnoteにしたいなと考えています。

気になってくださった方はぜひまたこのnoteに会いに来てくださいね!

記事をお読みいただきありがとうございました。

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