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しあわせになるためには、心の声を無視しないこと

イラストレーター・取材&コラムニスト・陽菜ひなひよ子です。

わたしは30代半ばでイラストやライターの仕事をはじめた「遅咲き」であることを活かして発信をしています。
でもこのnoteでは、意外にも結婚に関する記事が読まれています。


婚活女性の希望の星?


おそらく、わたしが結婚に関しても「20代半ばで『三高男性』、30代後半で『9歳年下男子』と結婚」という、その当時のいわゆる「トレンド婚」を果たしているせいなのでは?と思います。

わたしが絶世の美女であれば「まぁそうだよねー」と周りも納得するんでしょうが、はっきりいって、大したことありません

そのせいか「この人で結婚できたんなら、わたしでも行けるんちゃうか?」と、婚活をあきらめていた人も希望を感じるんではないでしょうか。

特に今のオットと再婚してからは、婚活の悩みに答えることが増えました。

でもわたし自身は、幸せな結婚に、トレンドも「人もうらやむような」相手も必要ないのだと思っています。

実際に、わたしが助言してからすぐに成婚した人が激増。しかも、ただ結婚しただけでなく、自分にとってベストな相手を見つけて、心から幸せな結婚をしています。


ゴール設定をしてみよう


ここで、人生のゴール設定をしてみましょう。

人生に何を望むかは、人それぞれです。でもわたしは、基本的には人は誰もが「しあわせになるために生きている」と思っています。

大事なのはここからです。

「人はみな、しあわせを求めて生きている」これは真理だと思います。けれど、間違えがちなのが「しあわせにあるためには、こうでなくてはいけない」と決めつけてしまうこと。

しあわせになりたい、のはみな同じ。でも「しあわせの形は人それぞれ」だというのもこれまた真理。

そこで「自分にとってのしあわせの形」ってどんな形?どんな生活?
自分にとってしあわせな生活をするために、必要なモノってナンダロウ?

まずはそこを考えることから始まります。

高収入で高学歴・高身長の相手と結婚すれば幸せ、というような単純なものではないのです。(実際わたしは全然しあわせじゃなくて離婚しましたし)

一般的にすごく良い条件の相手だったとしても、自分にとって一番大切なことを理解してくれない相手との結婚って、きっと「モヤッとする」と思うんです。

その「モヤッとした気持ち」を無視しないで欲しいな、と思います。

いえいえ、わたしはそんな贅沢言わない。フツーでいいんです、という人もいるでしょう。

フツーって何?

フツーなんてもの、ないんです。

自分は平凡でフツーの人だと思っているかもしれないけれど、それでも自分と全く同じ人なんて、この世にはいません。あの世にもいません、たぶん。

たとえば子どもの頃からの大親友で、いつも一緒にいた、自分と同じ平凡で「フツーの人」であるAちゃんにとってのしあわせと、自分のしあわせは違います。

自分は結婚して子どもを2人くらい生む「フツーの人生」を望んでいても、実はAちゃんは「事業を起こしたい」「コッソリ書きためていた小説でベストセラー作家になりたい」といった野望を抱いているかもしれません。

Aちゃんは、結婚なんて面倒だからしたくない、と心の底では思っているのかもしれません。

そもそも、結婚して子供を産むことが、誰にとっても本当にしあわせなのか?それが「フツーなのか?」というのも疑問なわけで。


人生における優先順位


それでもAちゃんが結婚するなら、結婚相手はいわゆる「フツーの価値観」ではない人のほうがいいでしょう。文筆業は家で仕事ができるとはいえ、締め切り前はそれこそ修羅場で、家事なんてやってられません。

家事の分担や子どもを持つかどうか、さまざまな「常識」に囚われない、ある意味「フツーでない人」。年収が400万円以上とか身長が170cm中肉中背とか、そんな「条件」にどんな意味があるでしょうか?

では自分はどうでしょう?

自分はこの先どうしたいの?
フツーの人と結婚したら、自分のしたい生活はかなうんでしょうか?

  • 子どもは欲しい?何人?

  • 仕事は続けたい?

  • 親はどうする?

  • 家は持家派?賃貸派?

  • 趣味は?

人それぞれ、優先順位は違います。
「子どもは欲しい、仕事は続けたい」
「子どもは欲しい、仕事は辞めてもいい」
「仕事を続けて趣味も充実させたい」
「絶対に自分の家が欲しい」
「親の近くに住みたい」

できるだけ細かく、自分自身を見つめてみましょう。

しあわせな結婚にとって必要なのは、高学歴や高収入、あるいは平均的な整った条件の人と結婚すること(だけ)ではありません。

もちろん、条件のいい相手と結婚することが無意味なわけではありません。でもそれ以上に大切なことはあります。

たとえば服を買いに行き、無難な服を選んだ場合。その服でどこに出かけても恥ずかしくはないけれど、心が浮き立つこともないですよね。

ハイスペックにしてもフツーにしても、バランスの取れた人と結婚するってそういうこと。

誰もがそれぞれに個性や癖があります。円グラフにしてみれば、いびつになっていて当然。

その自分の「いびつな部分」にピッタリ合う人こそが「自分が探すべき相手」なのです。

図にしてみるとこんな感じ、かな?赤い線が円グラフです。


自分を知ること。結婚も人生もしあわせも、まずはそこから。

そして「この人なんか違う」と感じたら引き返す勇気を!
結婚はゴールではないのです。違和感は結婚後広がることがほとんど。

これってホント、わたしの最初の結婚の失敗から出ている言葉なんですよ。

これをお読みのみなさまには、同じてつを踏まないように、ぜひぜひ幸せになっていただきたいのです。

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