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学びを自分のものにするためのビジネス書の読み方|読書note「一流の人は、本のどこに線を引いているのか」

読書noteを書くようになって早2か月。
自分の「本の読み方」が正解なのか…?せっかく数をやるなら、質も上げていきたいとの思いから手に取った1冊。

1,こんな本でした

選書から手に取った本の消化の仕方まで、ビジネス書の読み方を学べる1冊。「面白かった」では終わらせず、自分の人生にいかに生かすには本とどう向き合うべきかが書かれています。

2,心に響いた言葉

もしもあなたが、本の感想を聞かれて、「おもしろかった」「つまらなかった」などと答えているとしたら注意が必要だ。そこから何を感じたか、自分の世界をどのように広げられそうか、を答えたい。それが答えられないのだとしたら、あなたの目的意識が薄いか、その本に価値がないか、いずれかだろう。

私の書評は、その本から自分自身が何を取り込んだかを説明している。本の内容よりも、自分自身の変化を述べることにしている。現在の自分に不足している部分が見えているからこそ、それを補うために読書をするのだ。
一方、自分のためではなく、「書評」を書くために読書をし始めると、おかしなことになる。そうして書かれた「書評」には、自分がなく、本そのものの内容が説明されているだけのいわゆるサマリーになってしまっているのだ。

ぐさ。ぐさ。ぐさ。
自分の読書noteのことを言われてるかのようで、ぶっ刺さりました。

そうなんですよね、本の内容が書かれているサマリーになっていて「私」がいないんですよ、私の読書noteには。

物足りなさは自覚していたのですが、目の前に突きつけられると突き刺さるものがあります。

ということで、今回から読書noteの書き方も少し変えていくことにしました。

ということで本題。本書のタイトル通り「線の引き方」についてです。

ある事象を、「原因」と「結果」に分けて考えてみると、線の引き方は劇的に改善できる。結果ではなく、原因に線を引くのだ。

ふんふん、知ってる知ってる。
「xxして○○万円の売り上げアップ」とあったとして、○○万円の売り上げが上がったことを覚えていたって、何の足しにもならないもんね。

そう「自分はできてる」と思ってサラッと読み進めたのですが、ところがどっこい。もっと奥が深かった。

「原因」とは、つまり「センターピン」のことだ。絶対外してはいけないセンターピンが何かを知らないと、成功はないのだ。

具体例を引用するのはここでは割愛しますが(興味がある方は本書をご覧ください)、上の例で言えば「xxして」に線を引くだけでは不十分だということ。

単に具体的な1つの施策として見るだけではなく、そのビジネスの構造における要所(=センターピン)がどこで、それをどう突いたのがよかったのか。それを抑えたうえで、自分の場合に生かすとしたらどうするべきかまで考えましょうというのが本書。

うーん、そこまではできていなかった…

では、なぜできていなかったのかというと「このビジネスのセンターピンってここだよね」というのが分かっていなかったからだと思うんですよね。

じゃあそれらを見分けられるようになるためにはどうしたらいいの?というのがビジネスマンのための教養ということで本書の中では8ジャンル、おすすめ本とともに紹介されています。読も。

3,Next Action

ということで、本書の内容を受けて…

  • 読書noteの書き方の変更

  • 本を読んで、ただ線を引くだけじゃなくて考えたことを書き込む

  • 8ジャンルのおすすめ本を読む

というのを今後やっていこうかなと。

8ジャンルのおすすめ本、一朝一夕では読み切れないのでGWに一気読みしようかな…(゜-゜)

4,こんな人におすすめ

ビジネス書をよく読む人、これから読んでいこうとする人におすすめです。特に、せっかく読むならより多くを学びとして吸収したい人には。
このシーズンだと新社会人の方にいいかもしれません。

あとは、本の紹介をしている人ですかね。要約系の人も、そうでない人も。「書評をする」ということの学びも満載です。


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