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温かくて・妖しくて・切なくて…心揺さぶられる曲たち (#プレイリストをさらし合おう)

暑い日がありながらも朝夕は肌が冷たく感じる。仕事が終わって帰るときにふと空を見上げると濃紺の空と灰色の雲が混じった闇が広がっていた。イヤホンから聴こえた曲は私の心を揺さぶってくる。どこか温かく、妖しく、切なくて空を見上げないと涙が落ちてきてしまう。

■Leave the Door Open(Silk Sonic)

ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークがコラボして生まれた音楽グループ「Silk Sonic」の曲。当たり前のように書いているが、実はブルーノ・マーズやアンダーソン・パークのことを知らなかった。

ある日の20:00に休日出勤を終えた帰りに「とてもCool!!な曲だよ。元気になれるよ」と彼からLINEが入った。その場でスマホから聴くこともできたが、心落ち着かせてゆっくりと聴きたかった。

Macbookを立ち上げてLINEに貼ってあったリンクをクリックした。

本当に「Cool!!」だった。後ほど調べて知ったがBillboardで全米一位を獲得した曲でありながら、私にとっては初めて聴く曲だった。

何度も何度も再生した。繰り返し再生せずにいられないほど心地よかった。絡まった鎖が解け、それまでのしかかっていた重りが少しずつ消えていくような感じを覚えた。この曲のことを教えてくれた彼も「この曲を聴いた瞬間に頭がスッキリとして、こんなに気に入った曲は久しぶりだった」と言っていた。

何がそんなに惹きつけられたのだろうか。

Leave the Door Open

日本語では愛する女性を招き入れるために「ドアを開けておくよ」という意味になる。

私は、勝手に彼からの愛のことばだと思っている。

■With you(Mariah Carey)

タイトルはとても似ているがWithout youではない。Without youについてはこの次に語る。このWith youは2018年にリリースされた曲。私は初期のマライアが好きだったが、この曲を知り新しいマライアを聴くようになった。

マライアのどことなく甘い声と優しいバラード。タイトルのWith youに込めた思いは大人の恋愛なのだろうと思った。心もそしてカラダも「あなた」を求めている。マライアが口にするWiht you,you,youは切なく求める吐息のようなものなのかもしれない。

この曲自体に思い出や思い入れはないが、それでも歌詞の意味を眺めていると自分と重ね合わてしまう。


■Without You(Mariah Carey)

私にとってマライアの最高の曲は「Without you」。この曲がリリースされたころはまだ恋愛がどんなものかをよく知らなかった。

Without youはマライアが有名だが、オリジナルはイギリスのロック・グループ「バッドフィンガー」である。男性が歌うWithout youは別の意味で切ない。

私はあなたなしでは生きられないほど愛していてもあなたは去っていく。これからはあなたを愛することができない苦しみを思うと、ただただ心がえぐられそうになる。

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そんな秋の夜に思いにふけりたいときに聴きたい洋楽3曲を紹介した。大人になってからは邦楽を聴くことが多かったが、Leave the Door Openをきっかけに洋楽の良さを改めて感じるようになった。英語の勉強をしようと思ったのもこれがきっかけかもしれない。

紹介した3曲を含めたプレイリストは以下の通り。


久しぶりのプレイリストをさらし合おうに参加しました。