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食卓ひとつ、世界はまわる *7カ国目: ドイツ*

飛行機のチケットも、大きなバックパックもいらない。
片手にプライパン、もう片手にフォークを持って。
鮮やかなテーブルクロスをひいてロウソクを灯す。
目を閉じて、おいしい香りで心をいっぱいにしたら、そっと瞼をひらく。
そこには歴史と文化がつまった、遠い国の料理が並ぶ。

たったこれだけで私たちは、
この小さな食卓の上でまわっている世界を、旅することができる。

GW後半、天気がよくカラッとした空をみていると「ソーセージとビールで乾杯したい」と勝手に心がその気になります、よね?

そうなってしまったら、ドイツに行こうじゃないですか。

ジューシーなソーセージとザワークラウト、ピクルスをつまみながらビールをプシュッと。ああ、想像しただけで最高です。

私はあまりお酒が強くないのですが、「これはもうクラフトビールっしょ!」と意気込みつつスーパーへ向かいます。

1品目:ザワークラウト

さっそくソーセージ!と行きたいところですが、その前にザワークラウト。キャベツのピクルスといった感じのおつまみで、さっぱりとした味がソーセージによく合います。

カーニバル、という吉祥寺のカルディに似たお店で購入。私たちにとって、カルディより地元っぽくてお惣菜があったりするカーニバルは、海外系の食べ物を見つけるお気に入りのスポットです。

2品目:いろいろソーセージ

ベーシックなソーセージと、バジル入り、ついでに粗挽きソーセージ。

これこれ!求めたの!

パリッとジューシーで、香ばしい。色々な種類にしたので、飽きずに食べられました。

なんでドイツでソーセージやハムが発祥したのかという歴史をのぞいてみると、作物が育ちにくい土壌と、厳しい冬に理由がありそうでした。繁殖力が強く早く育つ豚は、冬になる前にソーセージなどに加工されて、人々が冬を越すために食べられていたのだと言います。

ザワークラウトやピクルスなどのサイドメニューにも発酵食品が多く、そこにも保存がしやすいからという理由がありそうですね!

クラフトビールで乾杯!

今回はせっかくなので、ドイツ周辺のクラフトビールをいくつか買って、飲んでみました。普段はハートランドくらいしか飲めない私ですが、ちょこっとずつトライ。

ビールではなく発泡酒もあり、爽やかな味でした!でも、私はやっぱりハートランドかコロナあたりが飲みやすいかな。

よき飲みっぷりでしたとさ。

・・・・

残すはあと1ヶ国。GW中の旅はそこでいったん終わりになる予定ですが、ここまでやってみて、もっと続けたくなってきました。

土日とかに、ゆるゆる世界の食卓旅を続けてみようと思います。

それでは、また明日。

言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。