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一生懸命やればそれでいいのか

おはようございます。Hinaです。
先日母校の文化祭にお邪魔した際、大学のブラスバンドサークルが演奏してくださいました。
私はもともと吹奏楽をやっていたこともあり、ブラスバンドの演奏を聴くのがとても好きです。

その演奏から、私の中学時代の演奏について思い出したことがあります。

○課題は内側から見えない

私が卒業した中学の吹奏楽部は、市内でもトップを争うヘタクソな学校でした。
しかし有名な指導者が赴任してきてから県大会に出場するくらいまでのレベルに一気に駆け上り、部員も自分たちの演奏に自信を持っていました。

そんな私たちは、卒業する直前の3月に初めての「定期演奏会」を行いました。
学校の体育館で生徒や保護者を募って行うような規模でしたが
私たち部員にとっては”市内最下位の学校だったのに、演奏会ができるレベルになったんだ!”と自信につながる出来事でした。

演奏会当日の演奏にもみんな満足いっており、素晴らしい部活動生活だったねとみんなで泣きながら振り返ったのを今でも覚えています。

しかし。

後日、というか1年後くらいになって、演奏会当日の録音を聴く機会がありました。
(演奏会をしたのが3月末だったため、卒業後に録音を聞く機会が全然なかったのです。)

聴いてみたら演奏のひどいこと。笑
音程が合っていない部分、リズムがあっていない、高低音のバランスがなんとも気持ち悪い・・・
聴いていて気持ちのいいものではありませんでした。

演奏していた私たちとしてはとても気持ちよかったのに、外から聴いたらこんなに課題があるなんて。

大学祭の演奏から、この演奏会の録音を聴いた時のことを思い出しました。

そして、いくら自分たちなりに一生懸命やっていても、内側からの意見だけでは見えてこない課題があるのだと改めて認識しました。

○一生懸命ならそれでいいのか

私はこの「一生懸命やっている」ということがフィルターとなるのではないかと思います。

”一生懸命やっているんだから、何かしら改善してるはず”と思いこむ。
”一生懸命やっているし、私たち頑張ってる!”で完結してしまう。

一生懸命楽器を吹いていた私たちにとって「今の音が汚い」という事実は「一生懸命演奏している」ことにかき消されていたように思えます。

本人たちは確かに一生懸命。でも、外から客観的に見れば、もっと他に改善した方が良い点がたくさんある。

でも本人たちは何をすべきか分かっていない。

ならば、外からの客観的評価を定期的に受けたほうがいいのです。

○課題に気づくために発信しよう

今回は吹奏楽の演奏を例にして挙げましたが、これは仕事にもつながることだと思っています。

「自分なりに一生懸命やっているのにうまくいかない」と思った時
もしかしたら何かベクトルがずれているということに気がついていないだけなのかもしれません。

しかし自分一人の中でプロジェクトや業務を完結させようとしていたら、そのベクトルのズレに気がついてくれる他者の介入機会を得ることはできません。

外からの視点を取り入れるためには
自分が取り組んでいることや考えていることを
部署内や友人、またはnoteなどの発信媒体を使ったりして外に出すことが大切だと思います。

大学祭のブラスバンド演奏から話が飛躍しましたが、こんなことを頭の中で考えながら演奏を聴いていました。

何か参考になれば幸いです。
では、また🌻


最近、新たな資格取得に励んでいます。
意外と思考的な学びが多いので、よかったら読んでみてください🌷


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