知っておきたい児童福祉司の3つのこと

初めに、児童福祉司とは

児童相談所に所属する職員のことで、
担当する地区の児童の保護や福祉に応じて
必要な指導を行います。

児童福祉司になるには

大学で心理学・教育学・社会学のなかのひとつを
専攻し、卒業後、厚労省の定める福祉施設などで
1年以上経験を積むことです。
その他、都道府県知事の指定した養成機関を卒業することなど、様々です。
そして、社会福祉主事の資格を取るのですが、
任用試験とい

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当たり前だった身体拘束

ちょうど今年で介護、福祉で仕事をさせて頂き、20年になります。介護保険制度と同時に介護職でスタートしました。

当時はつなぎを着せられ、エプロンで車椅子に縛られた認知症の方が通常。ミトンと抑制帯で両手を縛られそのまま拘縮している方さえいました。入り口は鍵がかけられその中から出ようと窓から出た人もいます。

徘徊は強い薬で抑制。靴には鈴がつけられ、人権ってなんだ??本気で思い、夜勤中も気が気でなかっ

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ソーシャルワーカーズ・ハイ-助手席からハンドルを握ることを止めるために-

現場3年目の頃だろうか。
とある状態に「ソーシャルワーカーズ・ハイ」と名前をつけた。

俗に言う「困難ケース」と呼ばれるケースに出会ったとき、助手席にいたはずの自分(ソーシャルワーカー)が、運転席にいるクライアントのハンドルを奪い、握っている場面を揶揄して使っていた言葉だ。

出典は、「走るうちに苦しさが消え、高揚感がわき上がってくる」という”ランナーズハイ”をもじった。

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”終わっている”福祉業界 障害者手帳を笑うやつの神経が知れない。

みなさん、こんにちは。
今日は、下記の記事について、議論しようと思います。

本文中に、以下の記述がありますが、

社会保険福祉士や精神保健福祉士などの資格取得を目指していたため

”社会保険福祉士”という資格は、ありません。記事の写真を見ると、多分、社会保険労務士(社労士)ではなく、社会福祉士のことですね。筆者の福祉に関する知識はそのレベルかよと思うので、本稿で、私がこの記事を解題しましょう。

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障がい者が障害と障がいを感じない社会へ

障がい者が障害と障がいを感じない社会の創造!”
ユニバーサル・インクルーシブ、ぼくも考えを巡らせている着眼点でとても興味があります。
現在までの制度設計は「縦割り」です。しかも、これまでは「障害のある人が少しでも生きやすくなるために保証しよう」という制度での「救済」が主な目的だったのだと思います。
その部分が、介護保険制度でのケアマネジメントという「契約からサービスへ」
利用者自身の選択による画期

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好きのおかげでパワーいただけます!ありがとうございます✨
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後遺症と生きるということ

11年前の後遺症が今更わかった話にも書いたが。
私は頭の中で人の顔を全く想起出来ない。

脳腫瘍摘出の際、脳の視覚野を切っていることによる高次脳機能障害の1種。

もうこの体で干支一回りしてるから、特段人の顔が覚えにくい以外に生活面での不便は全くしていないが。

亡くなった大好きな人達の顔を思い出せないのがとても悲しい。

どんな顔だったのか。
思い出せない。
ぼわぼわとした雰囲気みたいなものしか

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小さなシアワセ: すだち

今日は実家へ 母の様子を見に行って来た。

お昼に食べたいものをリクエストしていたらその通りに買って来てくれたし、会話や家の中も問題ない。81歳なので会話に以前のようなスピード感はないけれど、おかしな点はない。数日前の日帰りバス旅行の話をしてくれて、お土産もくれた。ひと安心。

そういえば昨日、社会福祉士さんから最近どうですかとお尋ねのお電話をいただいた。数ヶ月に一度、こうやって電話をくれるだ。

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優しい世界のまわしかた

豪雨明けの夜の街を散歩。雨の匂いが色濃く残っている。

住宅街の真ん中でなにか小さなものがこそこそとうごめいてるのを見つけた。月明かりに照らされてよく見たそれはなんとカニだった。

恐らく、大量の雨に流されて迷子になってしまったのだろう。足元で逃げ回るカニを捕まえて、私は近くの川へと連れて行った。川は増水してごうごうと唸っていた。大丈夫かな、ちゃんとお家に帰れますように。

商店街の道端では、びし

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クライアントに値踏みされる時間が、ソーシャルワーカーである私に教えてくれたこと

医療機関に入職して2年目のことです。少しずつ仕事にも慣れてきた頃「値踏みされる時間」というものの存在について気づき、考える機会がありました。

今振り返れば、この気づきが、自分自身をソーシャルワーカーとして、小さなステップアップをさせてくれたのだなと思っています。ここではソーシャルワーカーが患者さん家族との間に援助関係を築いていく過程に存在する「値踏みされる時間」について、以前に記したエントリを改

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