【デザイン分析】根拠のある手書き文字をデザインする。〜実践編〜
毎日投稿17日目。
こんにちは!ひなです。
今日のテーマは、前回に引き続き手書き文字!
前回分析した内容をもとに、今日は実際にテーマを決めてデザインしてみます!
よろしければ、前回の記事と併せてご覧くださいませ。
それでは…Start!
|テーマ決め|
今回、テーマはChatGPTに考えてもらいました。
「サンシャインスタジオ」という架空の撮影スタジオのようです。
もう少し深ぼってみましょう。
ターゲットと、強みを聞いてみました。
ターゲットは幅広く、写真や映像を必要としている人…でしょうか。
基本的にはジャンル問わず、顧客に合わせて制作するスタンスのようです。
強みは「自然」がキーワードとなりそうですね。
自然光を活かしたスタイルや、環境に配慮しているという点は他と差別化できる大きなポイントだと感じます。
また、幅広いニーズに応えられるスキルや柔軟性なども、もしかしたら強みかもしれないですね。
架空の会社なので正解はありませんが、ここでは仮で設定して進めたいと思います。
|案出し|
ここから派生して、デザインに取り入れたい要素を考えていきます。
まずは「サンシャインスタジオ」から思いつく単語を書き出してみましょう。
この中で、特に伝えたい要素は
・自然や太陽
・明るくてあたたかい雰囲気
・撮影スタジオであること
・信頼感
この辺かなと思います。
これらを、前回の投稿で分析した手書き文字の特徴に当てはめてみます。
この表で言うと、「サンシャインスタジオ」のイメージは右下あたりに位置されると考えます。
拡大してみましょう。
このあたりに位置される手書き文字は、
・横幅狭め
・右上がり
・トメハネしっかり
といった特徴があります。
ただ、このままだと「サンシャインスタジオ」のあたたかい印象に欠けてしまうので、以下の特徴を加えたいと思います。
では、実際に書いてみましょう!
|実践|
・横幅狭め
・右上がり
・トメハネしっかり
・余白多め
これらの特徴を踏まえつつ、柔らかい印象になるよう変形していきます。
丸みを持たせたり、文字間を広げたり・・・
元々の文字の形が右に上がっているものが多いので、全体は右上がりにしなくても良いと判断。
また、横幅は広い方があたたかい雰囲気になりやすいと感じたので、狭めすぎずにバランスを見て調節をしています。
すべて形を崩してしまうと、ふにゃっとした印象になってしまう…
また、1つひとつの文字の形が似ていて少し読みづらいので、「サンシャイン」と「スタジオ」で区別することにしました。
「サンシャイン」であたたかい雰囲気を出しつつ、「スタジオ」で安定感や信頼感を表現しているイメージです。
また、今回はあくまでも「手書き」なので、あまり細かい装飾は入れずに、太陽と葉のモチーフのみ取り入れました。
左から右にかけて、「太陽で照らされて→芽が出る」イメージです。
形が定まってきました。
シャーペン、ボールペン、サインペンで書いてみましたが、今回はサインペンで書いたものをトレースしていきます。
まずは、細かい位置を微調整。
また、明らかに尖ってしまっている箇所を丸くしました。
ここで整えすぎると、手書きの良さが消えてしまうので注意が必要です。
次に、線のふちにラフをかけて、より一層手書き感を出しました。
少しあたたかみが増したのではないでしょうか。
手書き文字としては、ここで完成…!
ですが、メリハリの無さが気になります。
ロゴにするならば、もう少し調整しましょう。
「スタジオ」部分をフォントに変更しました。
安定感・信頼感のある縦長の字形で、なおかつ手書き文字と相性の良い、抜け感があるものを選んでいます。
色は「陽だまり」をイメージして柔らかいオレンジ色に。
こちらで完成です!
|まとめ|
今回のデザインについて要点をまとめると…
自然や太陽
→モチーフと色合いで表現。太陽に照らされて芽がでるイメージ。
明るくてあたたかい雰囲気
→広めの文字間と、少し丸みを持たせた文字で表現。
撮影スタジオであること・信頼感
→「スタジオ」部分を区別することで、何のロゴなのか分かりやすく
すっきりとした縦長の字形で、サイズ感にばらつきのないフォントを選ぶことで、安定感や信頼感を表現。
今回はあくまでも「手書き分析」の制作でしたが、手書き感を意識しないのであれば他にも色々なデザインが作れそうです。
次はロゴ分析でもしてみようかな?
その際はよかったら覗いてみてください。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました!
ひな
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