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クリスマスに詐欺のメッセージを受け取り、全財産無くしかけたお話

クリスマスシーズンに向かうにあたり、各種金融機関やサービス会社から、
「詐欺にご注意」
のメッセージを受け取っておりました。

ちょっと前に、プライベートの健康保険会社と、電話会社から顧客情報大量流出というのがありまして、我が家も利用者でした。
だからなのか、変なテキストメッセージなどが届くことが増えまして、なのでそれに対応して危機管理をしているつもりでした。

昨日、ようやく頭を空っぽにしてのんびりTVを見ていたところにテキストが届きます。

『誰かが私のインターネットバンキングで声認証を登録した』という内容でした。

メインで利用している銀行の、いつものスレッドに届いたものだったので信用しまして、知らなければここにかけてという番号に電話しました。

カスタマーサポートが海外にある会社は少なくありません。

電話口の男性もインドでは無さそうだけど、近辺かな? と思わせる感じの声でした。

声認証を登録してないけどテキストが届いた、
と言うと
私の名前を言わされました。

この機種のスマホから登録したとなっています、という内容がテキストと同じだったので信用。
そして、幾つ口座を持っていて残高はいくらかを言わされました。

いえね、所々おかしいなと思いましたが、銀行本来のスレッドに届いたものでしたから、ずいぶん信用していました。

そして、
今ある口座は危険なので、別の口座を用意する。アプリを開いて、支払いのページに行って、これから言う新しいあなたの口座にお金を移動して!
という話の流れに。

所々、英語がのみこめず、途中から息子を呼んで指示の内容を確認すると、やっぱり
私たちの貯金を全額、新しい口座にぶっこめ!!
という指示なわけです。

私の英語のあやふやさで、時間をだいぶ使っていましたので、この口座番号にお金を移動させてのステップまできたところで、痺れを切らせたのでしょうか

怖がらないで!

とか言い出しました。
決め手は、
あなたがこの電話をかけてきたんだよね
でした。

そういうことか〜

私がお金を自分で動かせば、私の責任です。
ようやく気づいて、ここで電話を切りました。

電話をしながら、移せという新しい口座番号とか、電話番号とかは検索していたのですが、決定的ではなくて、口座の数とか金額とか言わされてしまった〜
恥ずかしい…悔しい…

パスワードなどを聞かれたら、さすがにすぐ気付きますが、そうか、そうきたか。
自分でやらせるタイプね。

今まで受け取った、気をつけなさいメッセージを改めて読み返したら、本来のスレッド内に詐欺のテキストが届くことがあるって、ちゃんと書いてありました。
適当に読んでた私のミス!

この後、何度もネットバンキングの残高をチェックしました。
変化がないので、大丈夫だったなとようやく胸を撫で下ろしました。

そして、念のためアプリで声認証の項目を確認すると、未登録になっていました。声認証のシステムを知りませんでしたが、とはいえまず、ここを確認すべきでした。
そして、自分の声で登録しようかと思いましたが、そうすると一度に移動できる限度額を高くすることができると書いてありましたので止めました。
元々はこれが狙いだったのかな。

ここで一件思い出しました。

二週間ほど前に、別の銀行から「ローンの審査がおりました。心当たりがなければここに電話してください」というメッセージを受け取り、電話をしていたことを。(この時も正式なスレッドに届いたメッセージで、完全に信用していました)

念のため、ここにかけてという電話番号を検索したら、やっぱり詐欺だと書き込んでありました。ローン申請云々も同じよう。

えっ?

その時は、

モハメドがiPhoneを買うためのローンを申請したとあるが、違うのね?
ローンは止めておくわね。

って言われて、話が終わったはず。いかにもサービスにいそうな女性の声だったし。
あれの何が詐欺だった???

もしや、金額が少ない口座だったからだろうか(私、金額言ったかな?)

二重で青ざめました。

もしかしてラッキーだったのは、その時に両方の銀行のパスワードを難しいものに変更したこと。

日本だと関係ないかもしれませんが、本家を装うって結構簡単なんだという、恐怖のお話でした。


今年のクリスマス用ケーキは手抜きだけど味は美味しい



はあああ、
座王で勝った女性芸人が誰だったのか、見逃したじゃないか!

その後、劇場で観て以来ぶりのPay it forward をレンタルしてお口直しいたしました。
クリスマスらしく締めましょう。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

この投稿の詳細が、犯罪を誘発すると思われるなら、有料に変更いたしますので、メッセージ欄にでもご連絡ください。

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