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〈不登校〉その日は突然やってきた

その日とは、
5年生になった長女と、3年生になった長男が
揃って登校した日。4月12日金曜日。

およそ半年ぶりの2人揃っての登校。


こんな日がくるなんて想像もできない日々だったので、
感慨深くて、
思わずこっそり泣いてしまいました。


振り返りながら、
その日のことを残しておこうと思います

木曜日
長女と心療内科の再診へ行きました。
(YouTubeなどについて相談した日。
 この日のことは、また別の記事に)

帰り道で、「○○ちゃんと遊びたいなぁ」とポロっと話してくれた長女。
日常の中で、学校のことや先生、友達の名前が出てくるようになっていましたが、遊びたいと思えるところまできたんだなぁと感じながら聞いていました。

夕方、次女の保育園の迎えに行くと、
遊びたいと話していたお友達がいて、
長女へお手紙を書いたんです、と私に持ってきてくれました。

長女も遊びたいと言っていたし、お友達と一緒に家に帰りました。


ちょっと急展開で、長女は驚いていたし、
久しぶりで、はじめは2人とも照れている様子でしたが、
次第に遊び出し、とても楽しそうな声が聞こえてきて、
私もうれしくなりました。


その日の夜、
「明日、学校へ行ってみる」
と。

翌朝になったら変わるかもしれない
と、過ったけど
今そう思えているんだ、と安心感を感じました


翌朝
「学校行くよ〜!」
と、いつもより早く起きてきた長女。
ちょっと気分高揚気味なのが気になりましたが、
支度をして、長男と共に、2時間目から登校することができました


長女が、
「1人で行くのは自信がないから、
一緒に行って欲しい」

と教えてくれたので
付き添って校舎内へ行くと、

想像をはるかにこえて、
先生方があたたかく迎えて下さいました。

担任の先生だけでなく、会う先生、会う先生が、
長女の名前を呼んでくれ、
声をかけて下さいました


全校集会の間、
長女と2人、図書館で休んでいたのですが、
休み時間になり、あのお友達がかけつけてくれました。
長女と一緒にいてくれて、
一緒に他のお友達のところへ連れて行ってくれました

その間、こっそり様子をみていると
男女問わず、顔見知りの仲間が声をかけてくれました


帰宅後、
隣に住む義母が「前進だね」と声をかけてくれ、

お友達のママさんが
涙を流して話を聞いてくれました


夜には、
1日の出来事を夫とシェアしたのでした



渦中は、
周りの視線が気になって、
どう思われているか気になって、
みんなが敵なような感じがして、
孤独だと感じることもあったけど、

想いを寄せてくださっている人は、
私が思っているより
ずっとたくさんいて下さるのかもしれない

私が思っているより、
ずっと優しい世界なのかもしれない


そう感じた1日になりました

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