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THE Wに出た話 #14 相方

自分たちなりに「あのインスタグラムはナイスアマチュア賞と同等だろうと喜んでいた」まりなと同棲を始めて早一か月が経とうとしていた。

どうするのかはなにも決まっていなかったまりな。「とりあえず貯金はたいて年末年始ヨーロッパに行こうかな。」と言っていた。優雅だなと思いながらも、急に辞めたものだからハローワークに行ったり、やりたかったことが出来そうなところでインターン始めたり傍から見るとなんだかんだ充実してそうだった。

ある時まりなが「もうさ、この年齢でハローワークマスターしたし、退職するときにやった方がいいこと、もらえるお金もそれまでの時間も分かったから何でも聞いて!!!」と。なんとも頼もしいではないか。まぁ、私にはその予定は当分ないのだが。まりなは別にクビ宣告をされたわけでもなく自主的に  辞めたいかも!→辞めたい!→辞めます!!!とすぐに退職までの道をたどっていた。退職後1か月くらいだろうか、突然まりなの元上司から電話で夜中に呼び出されていたまりな。「ユキも行こう」と無理やりタクシーに乗り込まされ、なぜかまりなの元上司に会い、THE Wの時にやったネタ動画を見せた。笑ってくれ私の事も面白がってくれた。働いていると色々あったのかもしれないが、まりなの上司はとってもいい人で人間的にも素敵な人だった。辞めたまりなに対しても「もし戻ってきたくなったら、いつでも俺に相談するように。」と言っていた。そんなことを聞いた私は、まりなはきっと会社に必要にされていただろうし、ますますなんでまりなが辞めたか分からなかった。

まりなとの同棲生活は面白かった。急にケーキを2ピース買ってきて、ロウソクに火をつけてハッピーバースデーを歌いその日に生まれた人におめでとうしようと言い出したり。(その日は10月頃で私は6月、まりなは1月が誕生日である。)その時のまりなはウォーリーみたいな赤と白の縞の服着てたし。ハロウィンでもなかったし・・・・??

壁げき薄な部屋で急に大声でじゃれ合ってみたり。

互いの裸にも慣れていたが、私が一人暮らしが長いせいもあり、マイルールがあり、まりなに強要していたこともあり、恐らくまりな的に居心地がよくなくなったと、長期間旅行へ行くとなど様々な要因で11月ごろ私たちの同棲生活は幕を閉じた。決して広くは無いワンルームにずっと一緒にいると相手のいいところも嫌なところも見えるしね。でも、まりなとは決別したわけでもなんでもなくアマルナム自体は無期限休業であるかとは思っているが、友人としても仲は良好である。

そんなまりなは今どこで何をしているかと言うと、数か月のヨーロッパ旅行で「なんかいい!」と感じたアートとラブの街(まりな談)ドイツ、ベルリンにすんでいる。渡独する前のお祝いの際に指輪とかお手紙を渡したら半べそで「行きたく無くなってきた~~~」なんて言っていたが、いまドイツで教育×カフェのコンセプトの事業を進めているが現在コロナの為難航している模様・・・。でもこの前久しぶりに帰国したまりなにあったが、元気そうでヨカッタ!

良かったらまりなのNOETも見てやってください。こちら。

https://note.com/mdi1027

本当にこれで2018年に「THE Wに出た話」は終わりです。

ちなみにうっかり、noteをUPし忘れてまた1日目から毎日投稿になりショックを受けています…(T^T)

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