203-京都に遊びに行く彩花
アナ:まもなく、京都です。東海道線、山陰線、湖西線、奈良線と近鉄線、地下鉄線はお乗り換えです。今日も、新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございました。京都を出ますと、次は終点新大阪です。
彩:やっと着く……
ある日、彩花はゴールデンウィークを使って京都に来ていた。その理由は…、
み:彩ちゃん、こっちこっち
彩:お待たせしました
美玲と会うためだ。
み:髪伸びて大人っぽくなったね
彩:そうですか?(笑)
み:嬉しいんでしょ(笑)
彩:まぁ?(笑)
二人は並んで京都駅を出る。
み:お昼はもう食べた?
彩:東京駅に期間限定の駅弁があったので…
み:いいな~、じゃあ最初どこ行く?
彩:おすすめはどこですか?
み:おすすめは~、仁和寺とか泉涌寺辺りかな~
み:泉涌寺の方が近いからそっち行くか…
彩:分かりました
美玲と彩花は地下鉄で九条駅に向かい、そこから市バスで泉涌寺道を目指す。
彩:暑っつ~…!
み:京都は盆地だからね~(笑)
バスを降りた彩花は暑さに声を漏らす。
み:こっから少し歩くよ?
彩:は~い…
そしてしばらく歩くと、入り口の門が見えてくる。
彩:おぉ~!
み:紅葉の季節になるとものすごい人手になるのよ、ここ
彩:去年来たんですか?
み:ちょっとだけね、人多すぎてすぐ帰ったけど(笑)
彩:ですよね~(笑)
そして拝観料を支払い中に入ると、敷地内をぐるっと周る。
彩:なんかいいですね
み:でしょ?(笑)
◇
そして夜になり、二人は先斗町の方に向かう。
彩:ここでご飯食べるんですか?歓楽街ですよね?
み:彩ちゃん…(苦笑)先斗町は納涼床でも有名なのよ?
彩:へぇ~…
そして目的のお店に到着した二人。
み:予約をしていた佐々木です
店:お待ちしておりました、ご案内します
そして床に案内されると、向かい合って席に着く。
店:ただいまお料理お持ちします
そして御膳が到着し、二人は手を合わせる。
二人:いただきます
彩:…ん~!美味しい…!
み:ね…!
み:風も涼しいし、納涼床日和だよね
彩:何かで聞きましたよ?お盆に納涼床はするもんじゃないって(笑)
み:そりゃそうだよ、暑くてそれどころじゃないもん(笑)
◇
そして床での食事を堪能した二人は美玲のアパートに向かう。
み:どうぞ
彩:お邪魔しま~す
彩:やっぱ綺麗ですね
み:でしょ?(笑)
美玲の部屋の中は綺麗に整理整頓されていて、彩花の部屋とは大違いだった。
み:荷物適当なところに置いて?
彩:は~い
み:お風呂どうする?シャワーでいい?
彩:いいですよ
そしてお風呂上がり、二人はS〇itchを起動する。
み:モ〇ハンでいい?
彩:はい
そうして夜通しゲームに興じる美玲と彩花です。
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