火鍋を食べに行く
学校帰り、私は好花と駅に向かっていた。
好花:はぁ〜、…寒っ
〇〇:そりゃまぁ11月も下旬やしなぁ…
好花:でも鍋日和って考えればむしろ好都合か(笑)
〇〇:はぁ…(苦笑)
この日は私、菜緒、好花の3人で火鍋を食べる約束をしていたのだ。
地下鉄と阪急を使い、大阪駅まで向かう。
好花:菜緒どこにおるって?
〇〇:時空の広場?ってとこらしいで?
時空の広場に行くと、学校の制服にマスク姿の女の子が端っこの方で立って本を読んでいた。
〇〇:…あれよな?
好花:うん…(笑)
〇〇:菜緒、お待たせ
菜緒が本を閉じて顔を上げる。
菜緒:お疲れ様
〇〇:お疲れ様
好花:じゃあ行きますか
そして、駅から歩いて5分ほどの火鍋専門店にやってきた。
店員:いらっしゃいませ
好花:予約していた松田です
店員:松田さま…、ご来店ありがとうございます、お席の方にご案内致します
店員さんに半個室の席に通され、チェックシートを渡される。
店員:ご注文がお決まりになりましたら、そちらのボタンでお呼びください
店員さんが下がったあと、好花がチェックシートを手に取る。
好花:2人とも辛いのは大丈夫な人?
〇〇:まぁそれなりには……
菜緒:あんまり辛くないやつなら…
スープは麻辣と白湯の二種類になった。
好花:具材はどうする?
〇〇:食べたいもん食べればええんちゃう?知らんけど…
好花:とりあえず肉やろ?
菜緒:野菜はそんな要らんかな…
〇〇:せやな…
好花:おい、コラ、偏食家2人(笑)
と言いつつも、余らせるだけなので必要以上に注文しない好花。
あらかた注文し終わり、店員さんにチェックシートを渡す。
菜緒:なんか匂いだけでお腹空いてくる…
〇〇:ええ匂いしとるよなぁ…
好花:ええ根性みたいに言うな(笑)
そして、初めにお鍋がやってきた。
〇〇:もう既に美味そう…
そして、野菜とお肉もやってきた。
〇〇:しゃぶしゃぶ形式でええの?
好花:たぶん…?
スープがグツグツ煮立ってきたら、それぞれのスープに野菜を投入する。
〇〇:肉っ
菜緒:(笑)
ラム肉をひとつ白湯スープの中にくぐらせる。
すぐに火が通るため、スープから取り出しタレにつける。
好花:どう?
〇〇:👍
〇〇:むっちゃ美味い!
菜緒:菜緒も食べよっ
それから、追加注文もしつつ火鍋を楽しんだ。
好花:ふぅ〜…、まだ食べる?
〇〇:もう終わりにする?
好花:食べたかったら食べてていいよ、菜緒も…
菜緒:菜緒はもうええかなぁ…
〇〇:じゃあ終わりにするか…!
伝票を持ってレジまで向かう。
〇〇:好花、お会計よろしく
好花:はいはい(苦笑)
財布から4,000円を取り出し、好花に渡す。
店員:お会計が、11,940円になります
好花:お願いします
店員:12,000円お預かり致しましたので、60円のお返しになります
好花:ご馳走様でした
〇〇、菜緒:ご馳走様でした
店員:ありがとうございました、またお越しくださいませ
お店を出ると、しばらくして2人と分かれることに。
〇〇:じゃあ、俺は梅田から帰るから…
好花:うん、またね
菜緒:おやすみ
〇〇:おやすみ
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