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Nihonbashi Test Talk はじめました

UbieでQA EngineerをやっているMayです。最近ヒットした和菓子は名月堂のニッキ餅です。

Ubieのオフィスは日本橋堀留町にありますが、日本橋・馬喰町周辺、実はスタートアップなどのIT企業が結構あります。そこで、近所の会社で集まって、でテストや品質周りの話をする会を始めました。

第一回は、テスト自動化プラットフォームを開発しているAutifyさんを会場に、10Xさん、LayerXさん、私たちUbieと4社で開催。中の人も合わせて30人ぐらいが参加者し、各社協賛の飲食を片手に、15分程度のライトニングトークス大会を行いました。
簡単に内容の紹介と、感想をレポートです!

AutifyのキャラクターHattyの壁紙が可愛い会場

シフトレフトとシフトライトの両面から製品開発に取り組んだお話 (10X ブロッコリーさん)

10Xさんの製品開発の中で、開発のスタートから運用中のどこでもテストをしていく、継続的テストの事例紹介です。10Xさんが推進している事業について、直接お話を聞くのが初めてでした。3つの立場の人が集まり協調的に要件を確認する「スリーアミーゴス」という考え方はUbieでも浸透していますが(スリーに限らず、Bizやデザイナーも一緒ですが)、個人的に伸びしろの大きい領域なので、引き続きやっていきたいです。

4年間のテクニカルサポート経験で見えてきた「バグ」というものについて (Autify 末村 拓也さん)

JaSST等の公演でも発表される末村さんはテスト自動化のスペシャリストというイメージでしたが、メインの担当はAutifyのテクニカルサポート。ユーザーの問い合わせの内容から技術面・要求面を深く掘り下げていき、本当の困りごとを解決していく役割であることを、事例を交えながらお話いただきました。
お話を聞く中で改めて心がけたいと思ったのは、「品質向上=テスト、ではない」ということ。「見つかった問題を解決することで、品質が向上する」、そんな当たり前を忘れないようにサービスを磨いていきたいですね。

探索的テストとチョコレート (LayerX 中野 直樹さん)

LayerXの中野さんからは、探索的テストを市販のチョコレートで解説していくというユニークな発表がありました。2種類のチョコレートに対し、実際に中野さんが手に取ったときに思った「このチョコレートを分け合って食べたい」を行動に移して検証していきます。1種類はピックが1つしかないので分けられませんでした。もう1種類は個包装になっていたので分けられました。チョコレートはどちらも美味しいものでしたが、後者のチョコレートのほうが体験がよいと感じています。
探索的テストというと未知のバグを見つけ出すことに重きを置きがちですが、ユーザー体験を掘っていくのにも役立ちます。今回は中野さん本人の感情をもとに例をあげてくださいました。N=1だけでなく、ユーザーの行動を分析したり5W2Hで分析したりしながら、体験の向上も探索していけるとよさそうです。

最近やっていること (Ubie  Takahide Masuharaさん)

トリは、Autifyを会場にmablの話をする、UbieのMasuharaさん。E2E自動テストツールであるmablの活用を開発チームに浸透させるために、最近取り組んでいることの共有です。
Ubieには複数の開発チームがありますが、全チームにmablの利用経験者がいるわけではありません。そこで、使い方をオンボーディングしているのですが、ただ説明するのではなく実際に自動テストケースを実装してみるという方法を取ったところ、継続して利用する割合が高かった、というお話でした。オンボーディングで小さな成功体験を積んだのが、効果に繋がったのでしょう。チームへ何かを浸透させる際の役に立ちそうです。

次回予告

次回予告といきたいところですが、まだ予定は立っていません。また近いうちに開催しようという話をしています。Connpassでメンバーになると情報が届きますので、ぜひメンバー登録をよろしくお願いします!

おまけ

終わってから中の人たちで軽く一杯やってきました。
昨今、企業が絡む勉強会は採用目的の印象が強かったので「単純に技術を高め合ったり共有したりする会は久しぶりだね」なんて話をしていました。

次回は企業が増えるかも?乞うご期待!

自分たちのスキルを磨くことでプロダクトやサービスを良くすることができる、プロダクトやサービスが良くなると仕事が楽しくなる、仕事が楽しいから自分たちのスキルも磨きたくなる。こんなポジティブなループを、ぐるぐる回していきたいです。

おまけのおまけ

とはいえ、Ubieも採用してるので、お決まりの採用サイト貼っておきます。お気軽にお声がけください!

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