金峯山寺の朝の勤行に出るために早起きした。
6時半から始まるのを待つ。
ギリギリお天気は持ってくれて、くもり。

朝はまだ人も少なく、空気がピリっとしといる。
朝の勤行が始まり、法螺貝の音、声明、太鼓の音がお腹に響く。途中ライトがつき、蔵王大権現の姿が目に飛び込んできた。青い身体に怒りの形相。右手を高く上げ、右足も宙に浮いている。迫力がすごい。朝の勤行に唱える言葉をついていくのに必死でいたらあっという間の40分だった。

また何度でもお参りしてくださいと言ってくださったので、一度お宿に戻り、お茶や朝食をいただく。

お宿の女将に「行って良かったです！」と話すと、「朝は格別ですよ」、とのこと。
また粘菌の話になり、南方熊楠記念館をお勧めされる。またまた、行ってみたいところが出てきた。

ゲストハウスのお隣にお豆腐屋さんがあり、
豆腐好きの私は気になっていたので、豆腐ドーナツと豆乳をテイクアウトする。

そして再び金峯山寺へ。
ちょうど、法要が始まるところだったので、参加させていただき、またゆっくり蔵王大権現をゆっくり拝ませてもらう。

ランチは、お豆腐屋さんの豆腐づくし膳。
ざる豆腐はお塩をつけて食べるだけで美味しい。
豆腐をごはんにのせて食べるのも、また良く堪能。そして再び金峯山寺へ。

三度目は、蔵王大権現のもっと近くでお参りができた。雨のおかげで、外を歩く代わりにゆっくり拝めてそれもまた今回の吉野の思い出になった！

雨もまたよし。